スノボの持ち物【リスト】泊まり編から初心者女子編まで一括チェック

2021年4月15日

今回は、スノーボードの持ち物について目的別にリストアップして、その持ち物が必要な理由などを詳しく紹介していきますので、是非スノーボードに出かける前の参考にしてみてくださいね!

また、必要な物をチェックしながら、

 

  • スノーボードをするのにヒートテックを選んではいけない理由や、
  • ソールガードの知識不足でスノーボード仲間を減らす理由や、
  • インナーグローブの活用方法とコスパの良い理由

など、アウトドアの基本知識や、スノーボード仲間を失わないための知識など、何年もスノーボードをやっている人でも知らない知識についても一緒に学べる記事になっていますので、

この記事を読んで、必需品はもちろん、今後もずっとスノーボード仲間に囲まれる、可愛がられるスノーボーダーになるための知識も一緒にチェックしていってくださいね!

 

 

ゲレンデで滑る時に必要な持ち物(服装)編

滑る時に最低限必要な物(服装)一覧

  1. 板(スノーボード)
  2. ブーツ
  3. ビンディング(バインディング)
  4. ウェア(上下)
  5. グローブ
  6. ゴーグル
  7. 帽子(ニットキャップ、ビーニーなど)
  8. ミドルレイヤー(フリースやパーカーなど)
  9. インナーウェア(上下)
  10. 靴下
あわせて読みたい

滑る時に最低限必要な物についての補足説明

最低限は揃えないと一緒に行く人にも迷惑がかかるレベル

上記に挙げた荷物や服装については、最低限揃えるようにしないと、ケガをしたり、寒かったりと、自分もスノーボードを充分に楽しめない上に、周囲の人にも迷惑をかけてしまうくらいの最低限揃える必要がある物です。

あとで解説するように、レンタル可能な物も有りますので、予算や家からスキー場までの移動の時に持てる荷物の量をふまえて、ゲレンデで滑る時には最低限上記の荷物は準備できるようにしておきましょうね。

帽子やゴーグルやグローブはプロテクターの役割もある

スノーボード初心者の人の中には、

 

  • 「晴れてるからゴーグルはいいや」とか
  • 「ゴーグルは見づらいからサングラスで大丈夫でしょ」

みたいな感覚の人も多いのですが、ゴーグルは雪や風、光の回避の他にも、転倒時や衝突時に顔の保護をする役割を持っています。

また、帽子やグローブも同じように、防寒以外にも頭や手を保護する役割を持っていますので、初心者のかたは必ず忘れずに揃えるようにしましょう。

スキーヤーやプロスノーボーダーのマネをしてはいけない

ちなみに、スキーヤーがサングラスをかけて滑るのは、スノーボードに比べて、スキー板の性質上、身体の前と後ろから転倒する可能性が低いためです。(スキーヤーがお尻のプロテクターをする人が少ないのも同じ理由です)

それに比べて、スノーボードの板は性質上、初心者、上級者に関わらず、前後、左右、顔面、どこからでもダメージを受けますし、手を雪につける事も、スキーに比べて圧倒的に多いです。

また、プロスノーボーダーなどのライダーがサングラスで滑るのは、絶対に顔面から落ちない事が分かっているライディングをする時です。それなりにリスクを取るライディングをする時は、上手な人達もサングラスでは滑りませんよ。

繰り返しになりますが、上記に挙げた最低限必要な道具や服装については、楽しく、安全に滑る事を考えた上で必要な物となりますので、必ず揃えるようにしておきましょうね。

 

滑る時にはヒートテックをオススメしない理由

インナーウェアは保温では無く「汗を逃がす」が重要

スノーボード初心者の人達が実際に着ていたり、スノーボードの初心者向けのメディア発信などによく見られるのが、

 

  • スノーボードをする時のインナーは「ヒートテック」のような、温かインナーを選ぼう!

という発信です。

しかし、、、

日常生活(タウンユース)の防寒対策を目的としたユニクロのヒートテックなどの「温かインナー」は、

 

  • 運動をしていない状態でも身体を温める機能に特化

しているので、とても便利で助かるのですが、

実際には、こういった日常生活向けの「温かインナー」は、スノーボードや登山などのアウトドアスポーツ時に着る事は、どの業界でもオススメされていません。

(ヒートテックは日常生活においては高機能な防寒着ですが、多量に汗をかくアウトドアスポーツには向いていないというお話です。)

 

ヒートテックがアウトドアスポーツに向いてないシンプルな理由

ヒートテックのような防寒インナーが、スノーボードや登山などアウトドアスポーツに向いていない理由は当たり前なのですが、

 

  • ヒートテックは日常生活での防寒対策向けにつくられている

ためです。

どういう事かを簡単に解説すると、

 

  • ヒートテックの生地は、
  • 吸水性に優れていて、
  • 人間が日常生活でかく微量の(ほんのわずかな)汗を吸って
  • 熱を発生させ、その熱を利用して効率良く
  • 身体を温める機能を持っています。

つまり、

ヒートテックは、「運動していない状態(汗をほとんどかかない状態)」の人の身体を効率良く温める事に特化した防寒着なのです。

しかし、

その機能は、スノーボードなど「運動している状態(汗をかく運動をする状態)」の人には、逆効果になってしまうワケです。

どのように逆効果にはたらくかと言うと、

 

  • ヒートテックの生地が急速に汗を吸い取るが、
  • その汗を外に逃がすスピードが追いつかず、
  • 生地が汗で濡れた状態をキープしてしまい、
  • その汗をゲレンデの冷たい外気が急速に冷やし、
  • 汗冷えで、身体を冷やし続けてしまう

ワケです。

(繰り返しになりますが、日常生活の防寒着としてのヒートテックは安価で高機能な防寒効果を発揮します。スポーツをする時や、多量に汗をかくときの防寒着には効果的ではないというお話です。)

 

反対に、

登山やスノーボード向けのインナーウェアは、

 

  • 活動量が多く、人が汗をかく状態を想定して作られていて、
  • 汗(水分)を急速に外に放出する機能に特化しているため、
  • インナーの生地に貯まる水分が少なく、汗冷えを抑える効果がある

ワケです。

 

  • 「ゲレンデなどの雪山は寒いのに、冷えるほどの汗をかくのかな?」

と思う人も多かもしれませんが、

 

  • インナー(肌着)
  • ミドルレイヤー(スウェットやパーカー、フリースなど)
  • アウター(スノーボードウェアなど)

と3枚くらい着て身体を動かしていると、寒い雪山の中でも、背中や腰、ワキの部分は思っている以上に汗をかいたりします。

日常生活の冬の時期も同じですが、

  • 身体の端っこ(手、足、耳など)や、
  • 露出している箇所(顔や首など)

などが冷えている時に、人はすごく寒いと感じるのですが、上記のように3枚くらい重ね着をして、身体を動かしていると、胴体部分は結構ポカポカしていて、意外と背中や腰、ワキあたりには汗をかいていたりします。

その汗を、インナーが外に逃がせずにインナーが濡れた状態が続くと、雪山の寒さが、その汗を冷やしてしまい、結果的に「温かインナー」が裏目に出て身体を冷やしてしまいます。

 

登山や雪山向けのインナーは高価だけどコスパが良い理由

観光地として救助の環境が整っているゲレンデで遊ぶスノーボード程度であれば、インナーの汗が冷えて体調を崩しても、すぐに下山できるので、大事にいたる事はほとんど無いとは思いますが、

登山をする人や、リフトなどが無い場所(バックカントリーなど)で滑るスキーヤー、スノーボーダーなどアウトドアスポーツをする人達は、

 

  • 救助に来れない、または救助に時間がかかる場所にいる

ため、インナーの汗が冷えて体調を崩してしまう事も大事故につながる可能性もありますし、また、

 

  • 何より汗を急速に外に逃がせない「温かインナー」はベタベタして着心地が悪い

ので、アウトドアスポーツを長くやっている人達は、汗を外に逃がす機能が充実した登山向けや雪山向けのインナーウェアを選ぶようにしていますよ。

ちなみに、

汗を外に逃がす機能が充実した登山向け、雪山向けのインナーは、機能性が高いため、

 

  • 高価ではありますが、コスパはめちゃくちゃ良いです!

理由は単純で、

 

  • アウトドアスポーツ向けの高機能インナーは、丈夫で長持ちで、
  • 日常生活にも使える場面は多いため

です。

私は、パタゴニアのキャプリーンという素材のインナーをスノーボードやアウトドアの時に使っているのですが、冬の日は日常生活のインナーとしても使っています。

冬の日は日常生活でもキャプリーンのインナー(上下)2着を交互に毎日のように使って、5年以上経過していますが、穴があいたり、形が著しく劣化したりする事もなく、今でも問題なく着れています。

安価なインナーの10倍の価格だったとしても、高機能で長期間使える事を考えると、アウトドアスポーツ向けのインナーはコスパが良くオススメですよ。

 

レンタル可能な持ち物(着るもの)一覧

  1. 板(スノーボード)
  2. ブーツ
  3. ビンディング(バインディング)
  4. ウェア(上下)
  5. グローブ
  6. ゴーグル
  7. 帽子(ニットキャップ、ビーニーなど)

※レンタルショップによって貸し出し可能な道具は異なります

レンタル可能な持ち物についての補足説明

レンタルをオススメしない道具

私の個人的な意見としては、

 

  • ブーツ
  • グローブ
  • ゴーグル
  • 帽子

については、レンタルをオススメしていません。

理由は、直接肌に触れる道具だからです。

スノーボードの道具は雪で濡れたり、意外と汗をかいていたりと、直接肌に触れる道具については、お手入れを丁寧にしていない場合、かなり不衛生になってしまいます。仮に、

 

  • レンタルショップが丁寧に手入れをしている

としても、レンタルする人は1泊2日、2泊3日など、1日以上道具を返却せずに継続してレンタルをする場合も多くあり、レンタルした人達が、ホテルに宿泊する間、毎日丁寧に道具のお手入れをする可能性が低い事は、なんとなく想像がつくと思います。

 

安価で高品質な商品が意外と多い理由

もちろん、自分で道具を買うのは予算などお財布との相談になってしまいますが、今はスノーボード関連商品の種類も豊富で、

 

  • 安価でも自分のサイズに合ったアイテム

であれば、長く使えますし、帽子やグローブ、ゴーグルには安価で品質の高い物も多くあります。

スノーボードのギア(アイテム)もパソコンやスマホと一緒で、

 

  • 5年前のハイスペック(高機能な)商品よりも、
  • 今シーズンの最低スペック(低機能な)商品の方が、
  • 高機能である。

という事はよくある事ですので、自分で揃える事についても一度検討してみる事を私はオススメしていますよ。

あと、お友達や家族、親戚に、もう使っていない道具が無いかを聞いてみるのも良いですね。

 

  • 「言ってくれれば使ってないのタダであげたのに〜」

なんて話は頻繁に聞く話ですよ!

 

レンタルはツアーなどのパック割やセット割でないと割高

なお、スノボ用品のレンタルの相場は通常価格の場合、

 

  • スノーボード、ブーツ、バインディングの3点セット・・・4~5000円前後
  • ウェア上下・・・3500円前後
  • 合計・・・8000円前後

とかなり割高になります。

1日のレンタルだけで8000円かかる(リフト券と交通費とか入れると1万円越えてくる)となると、まだスノボを始めて数回で、「滑る練習段階の初心者です!」という人にとってはハードルが高い印象ですよね。。。

なので、レンタルを前提にスキー場に行く時には、

 

  • スキー場のホームページでレンタルのクーポンは無いか?
  • リフト券とレンタルのセット割り引きは無いか?
  • ホテルとレンタルでパック割りのようなものは無いか?
  • スノボツアーにレンタルが含まれたプランが無いか?

といった事をチェックして行くようにするのがオススメですよ!

 

スノボをレンタルする時の注意点(時間と忘れ物)

スノーボードをレンタルする時の注意点として、

 

  • レンタルをする時の待ち時間と、
  • 身分証や予約を証明する物の準備

があります。

まず、スノーボードやバインディングのレンタルには、時間がかかる場合があります。

特に土日や連休時などの繁忙期には、他のお客さんも多くいらっしゃるので、予約無しでのレンタルは絶対に避けるようにしましょう。

 

レンタルの手続きと板を履くまでの準備の時間

あと、始めてスキー場に行く人にとっては、イメージしづらいかもしれませんが、

スノーボードなどの自然を相手にしたスポーツが好きな人の中には、たとえ10分、20分の待ち時間だとしても、とてもストレスに感じる人がいる事を、なんとなくで良いのでイメージしておく事をオススメしています。

初心者ボーダーさんや初めての人が準備に時間がかかってしまうのは当然ですし、準備時間が20分、30分程度であればそれほど長くない、という印象ではあるのですが、

既にスノーボードやスキーの道具を全て自分で持っている人は、準備が早く終わるので、初心者ボーダーさんを待っている時間が、

 

    • 実際の時間より長く待っている感覚になる人も多くいるんですよね。

当然、初心者なんだから準備に時間がかかるのは仕方がない事なのですが、レンタルとかで準備に時間がかかっている時には(意識だけでも良いので)待っている人達に、

 

  • 「私は急いで準備できるように努力してますよー!」

という雰囲気をアピールしておくと、

 

  • 「この人は初心者なりに、みんなを待たせないように努力してるんだな〜!」

と、周りの人に可愛がられるスノーボーダーになれますよ!

準備時間の感覚の違いがあるという事を知っておくだけで、今後のスノーボードライフが快適に楽しくなる可能性がググッと上がってきますので、なんとなく意識してみてくださいね!

 

上手な人達に可愛がられるスノーボーダーの上達は激速い

ちなみに、スノーボードやサーフィンなどの横乗りスポーツの上達を早めるコツについては、下記の記事で詳しく解説していますので、良かったら後で読んでみてくださいね。

◆ スノーボードやサーフィンの上達スピードを上げるコツ ◆
『どうしたら上達スピードがさらに速くなるのか?』を読む

また、私のスノーボードが上達した瞬間やハマった瞬間のエピソードをまとめたような記事も書いていますので、よかったらスノーボードの上達方法や、スノボ仲間の増やし方などの参考に後で読んでみてくださいね!

◆ 上達する成長過程やスノボ仲間が増えていく仕組み ◆
『スノボ初心者がリゾバやワーホリを通して成長していく物語』を読む

レンタルする時には身分証が必要な場合がある

次に、レンタルをする時には

 

  • 身分証や、
  • 予約などを証明する書類

などが必要になる場合がありますので、

 

  • 必ずレンタルをする時に必要な書類や持ち物の確認

をする事を忘れないようにしましょう。

レンタル時に必要な持ち物一覧

  1. 身分証
  2. お金
  3. クーポンなど
  4. (ズボンのサイズが心配な人は)ベルト

スノーボードで「あると便利な持ち物」編

寒い時期や降雪時に便利な防寒対策グッズ一覧

  1. インナーグローブ
  2. ネックウォーマー(フェイスマスク、バラクラバ等)

防寒対策グッズ一覧の補足説明

インナーグローブは防寒にも臭い防止にも便利

スノーボードを長くやっている人達の多くは、グローブのインナーを使っています。つまり、

 

  • インナーグローブ(内側の手袋)と、
  • オーバーグローブ(外側の手袋)

の2重でグローブを装着している状態です(専門用語でグローブレイヤリングと呼ばれていたりします)。

それぞれの役割のイメージとしては、

 

  • 下着の役割 → インナーグローブ
  • コートの役割 → オーバーグローブ

といったイメージですかね。

 

簡単に説明すると、

インナーグローブ(内側の手袋)

インナーグローブは手にピタッとフィットした薄いグローブで、普段着の時に使っている手袋のような感覚で装着できるグローブで、

オーバーグローブ(外側の手袋)

オーバーグローブは、スノーボードをしている人の写真などでよく見る、雪を触っても大丈夫そうな、普段着の時に使う手袋よりも、防寒、防水、防風に優れてそうな見た目のグローブですね。

 

もちろん、オーバーグローブだけでもスノボ初心者の人が滑る上で大きな問題はないですが(インナーグローブだけは絶対ダメですよ。汗)、インナーグローブがあると、

 

  • 防寒対策
  • 貴重品の紛失対策
  • スマホや電話操作対策
  • 臭いなどの衛生対策
  • グローブ代の節約

などイロイロな面で便利で、ゲレンデでの滑走中や、休憩中、リフトに乗ってる時などに、より快適に過ごせるようになります。

どのように便利になるかを簡単に解説しておくと、

インナーグローブの5大便利要素の解説

防寒対策

インナーグローブは素手にピタッとフィットしているので、手から出る体温を逃がさず、手の表面の熱をキープしてくれます。

そして、外側のオーバーグローブが防水、防風、などの外気や雪の水分からの防寒の役割をしてくれます。

オーバーグローブとインナーグローブの機能が一つになった、一体型のグローブなどもありますが、一体型のグローブで、インナーグローブ単独のフィット感と保温機能を得るのは、かなり難しい事ですね。

 

貴重品の紛失対策

オーバーグローブは、防寒対策や防護対策の機能がメインのため、インナーグローブや、普段使っている手袋よりゴツゴツしています。

そのため、ウェアのポケットからスマホや、小銭、車の鍵、リフト券などの貴重品を出し入れする時に、手先の動作が上手く行えず、

 

  • ポケットのファスナーが完全に閉められていなかった
  • リフトの上から貴重品を落としてしまった

などのトラブルが発生する可能性が高くなります。

オーバーグローブを外して素手でやってもいいのですが、素手の場合は寒過ぎて、手がカジカンで上手く動作ができなかったり、寒さで慌てて注意散漫になり、貴重品の紛失につながる可能性も高くなってきます。

その点において、

インナーグローブは薄く、手先の動作が簡単になりますので、寒い場所でもウェアのポケットの出し入れなどの動作を落ち着いて、正確に行う事ができます。

リフトやゴンドラに乗っている時や、休憩中、ゲレンデでスマホを操作する時などの、スノーボードで滑っていない時や、雪を触らない時であれば、インナーグローブだけでも過ごす事ができます。

ちなみに、オーバーグローブを外している間はオーバーグローブ紛失や落下の危険がありますが、

 

  • グローブストラップ

という便利グッズを使えば問題ありません。

グローブストラップは、オーバーグローブをはずしている間に、グローブを手首や、腰にぶら下げて保管するグッズです。

つまり、インナーグローブとグローブストラップがあれば、寒いゲレンデの上でも、気軽に安全に貴重品の管理や、ウェアのポケットの物を出し入れする事ができます。

 

スマホや電話操作対策

スマホや電話操作が簡単で安全になるのは、貴重品対策の項目と同じ考え方ですね。

スノボ初心者の段階では、ゲレンデで迷子になったり、待ち合わせ場所を決める時とかに、寒いゲレンデの雪上で友達と電話をする場面も多くなる事が考えられます。

電話をする時に、オーバーグローブでは電話に出るのも困難ですし、電話の度に素手になるのも寒くて大変です。。。

そんな時でも、

 

  • インナーグローブと、
  • グローブストラップ

を装着していれば、電話がかかってきてもすぐにオーバーグローブを外して、ウェアのポケットから電話を取り出して通話をする事も快適に安全に行う事ができます。

ちなみに、

インナーグローブの中には、

 

  • スマホのタッチ操作ができるグローブと、
  • スマホのタッチ操作ができないグローブ

がありますので、購入時には事前に確認するように注意しましょう。

 

臭いなどの衛生対策

グローブの臭い問題は、多くのスノーボーダーの悩みのタネで、男女ともに多くのスノーボーダーが経験している問題です。

(レンタルグローブや中古グローブをオススメしない理由は、この臭い問題が大きな原因でもあります。汗)

スノーボードは寒い場所でのスポーツなので、グローブが臭くなるイメージはあまり無いかもしれませんが、

 

  • 雪による湿気
  • 手汗による湿気
  • オーバーグローブの防寒機能による密閉度の高さ
  • ゲレンデから自宅までの時間が長く、濡れている時間が長い

などの要因から、意外と臭くなる要素は多いんです。

そして、

インナーグローブとオーバーグローブに別れていない場合は、このグローブの臭い問題が、

 

  • より深刻になります。

理由は想像がつくと思いますが、オーバーグローブだけや、一体型のグローブだけの場合、

 

  • ゲレンデにいる間にグローブを外す機会が少ない
  • 手汗をオーバーグローブの分厚い生地が全て吸収する
  • 休憩中や車の中などでの乾燥スピードが遅い
  • オーバーグローブは密閉度が高く洗濯の効果が薄い

といったように、グローブが臭くなる要因を育てる機会が多くなります。

それに比べて、

インナーグローブとオーバーグローブで別れていれば、

 

  • リフトの上などでオーバーグローブを外して換気の機会が増える
  • オーバーグローブを外した時にインナーグローブが手汗を放出してくれる
  • オーバーグローブとインナーグローブを分離して同時に乾燥させる事ができる
  • インナーグローブは密閉度が低いので、洗濯時にも汗をしっかり洗い落とす事ができる

といったように、グローブの汚れや湿気を取り除く要因や機会が多くみられます。

 

臭いがするという事も充分にイヤな事ですが、臭いがするという事は、菌が発生し増え続けているという事なので、衛生的にも良くないですし、

なにより、グローブの劣化スピードを速くしてしまいますので、金銭面でのダメージも大きくなりますよね。

 

グローブ代の節約:オーバーグローブは高いんです

前述した臭い問題によるグローブの劣化もグローブ代の節約になりますが、インナーグローブとオーバーグローブが別れていれば、

 

  • 安価のオーバーグローブでも温かく快適に使える
  • オーバーグローブだけを買い替える事が可能

といったように、グローブ代を節約できるチャンスが増えてきます。

スノボをやった事ない人や初心者の人でも、なんとなくイメージできると思いますが、

 

  • インナーグローブより、
  • オーバーグローブの方が高い

です。

それぞれのグローブの機能や素材を比較したら、オーバーグローブが高価になるのはなんとなく想像できると思います。

 

そこで、オーバーグローブとインナーグローブを分けて使用していれば、

 

  • 安価なオーバーグローブでもインナーグローブが機能をカバーしてくれる
  • オーバーグローブが破れても、オーバーグローブだけを買い替える事ができる
  • インナーグローブが劣化したらインナーグローブだけを買い替える事ができる

という金銭的にも機能的にもメリットが多いサイクルでグローブを買い替える事ができます。

反対に、

オーバーグローブだけや、一体型のグローブを使用し続けた場合、

 

  • オーバーグローブとインナーグローブの両方の機能を備えた高機能で高価なグローブを買う必要がある。
  • グローブの外側が破損しただけで、また高機能で高価なグローブを買う必要がある。
  • グローブの内側に臭いが発生しただけで(前述したようにインナーグローブを使用していない場合、臭いが発生し易くなる)、また高機能で高価なグローブを買う必要がある。

と、非常にコストが高いサイクルでグローブを買い替えなければいけなくなります。

 

と、以上のようにインナーグローブを使うと、防寒対策だけでなく総合的に金銭的にも気分的にも大きなメリットが得られますので、一度検討してみてくださいね。

 

ネックウォーマーは日焼け対策にもなります

ネックウォーマーは無くても、身の危険を感じるほどの事にななりませんが、安価で防寒レベルがググッと上がるアイテムです。

スノボ初心者の段階の人がネックウォーマーを選ぶポイントとしては、

 

  • 首周りの露出を防ぐだけで充分な防寒になる。
  • なので、安価な物でも充分に防寒対策になる。
  • なので、あまり分厚く、ゴワゴワした物を選ばない。

という事を意識して選んでもらうのがオススメです。

分厚い物を選ばないというのは、

スノーボードに行く回数が少ない人の多くは、

 

  • 分厚く温かそうな防寒グッズ

といった、

 

  • 身体を動かさなくても温める防寒グッズ

を選ぶ人が多いのですが、

基本的にはスノーボードをしている時は、滑れないとしても動いている事が多いので、

 

  • 肌の露出を防ぐ程度の薄手の物を選ぶ
  • 身体をしっかり動かせる物を選ぶ

という事を意識した方が、身体の動きが良くなり、血流が良くなって結果的に身体は温かくなります。

反対に、

 

  • 分厚くゴワゴワしていて、身体が充分に動かせない防寒対策

は、必要以上に身体を動かすのに疲れてしまうばかりで、血流が悪くなり、身体の端っこ(手や足)からドンドン冷えていきます。

 

なので、ネックウォーマーも雪が首もとから入ってきたり、直接冷たい風を受けるのを防ぐ程度の役割で充分です。

少し欲を出すとしたら、

リフトに乗っている間とかに、鼻のあたりまでネックウォーマーを伸ばす事ができるような、伸縮性を持った物を選べば、

 

  • 顔の日焼け対策

というメリットも得られるので、一度検討してみてくださいね。

スノボ初心者の人にオススメな便利な持ち物一覧

  1. パスケース(リフト券や小銭入れに)
  2. グローブ紛失防止アイテム(グローブストラップなど)
  3. リーシュコード(スノーボードが流れるのを防止)
  4. ワイヤーロック(スノーボード盗難防止の鍵)
  5. ヘルメット
  6. おしりプロテクター
  7. ヒザプロテクター

スノボ初心者にオススメな持ち物の補足説明

パスケース(リフト券や小銭入れに)

スキー場ではリフトやゴンドラに乗る度に、リフト券が必要で、リフト券の種類には、

 

  • 紙のチケットタイプと、
  • ICチップ

の場合があります。

ICチップはリフトの出入り口のゲートに「カザす」だけなので、ウェアの胸ポケットや肩付近のポケットで充分で、パスケースは無くても問題は無いのですが、

紙のチケットタイプの場合は、

リフトに乗る度に「リフトの入り口」でスタッフにリフト券を見せる必要があります。

この時に、パスケースが無い場合は、ウェアのポケットから毎回リフト券を出さなければいけません。

慣れていれば、それも難しい事では無いのですが、初心者の時だと

 

  • スノーボードを片足つけた状態で、
  • グローブを外して、
  • リフト券をウェアのポケットから出して、
  • スタッフに見せて、
  • リフト券をポケットの中に入れて、
  • グローブをつけて、、、

といった動作は、結構大変だし、混雑時には慌ててしまって

 

  • グローブを落としたり、
  • リフト券を落としたり、
  • ポケットを閉め忘れて、貴重品を紛失したり、
  • リフトに上手く乗れなくてリフトを止めてしまったり、

と、怪我や荷物の紛失につながる可能性も高くなります。

それに比べて、

パスケースにリフト券を入れて、カラビナを使ってベルト等にひっかけておけば、

 

  • グローブをしたまま、
  • ウェアのポケットを開け閉めする必要も無く、

リフト券をスタッフに見せる事ができますよ。

その他の「あると便利な持ち物」一覧

  1. 防水スプレー
  2. 防水のスマホケース
  3. ワックス(一緒に行く人に相談)

移動時(車やバス、電車など)の持ち物編

スノーボードに行く時(移動時)の荷物一覧

  1. 健康保険証
  2. メガネ(コンタクトや眼鏡が必要な人の場合)
  3. マスク(移動時の乾燥防止など)
  4. 歯磨きセット
  5. お風呂セット(車で温泉に立ち寄る場合)
  6. 現金
  7. ETCカード(レンタカーの時などに運転する人が忘れる場合があるため)
  8. ソールガード(スノーボードのカバーやケース等)
  9. プラスドライバー(バインディングを外す時用)
  10. ビニール袋(濡れた衣類を入れる用)

スノーボード移動時の荷物一覧の補足説明

メガネ(コンタクトや眼鏡が必要な人の場合)

メガネを持って行った方が良い理由は、

 

  • スノーボード中にコンタクトを紛失してしまう可能性があるため

です。

コンタクトの予備をたくさん持っていっても良いのですが、不慣れなスポーツをする時には、思わぬところで目の周りにダメージを受けたり、コンタクトを予想以上に紛失する場合もありますので、

 

  • コンタクトをつけるのが困難な状態になるかも?
  • 帰り道でコンタクト無しはつらいな、、、

という事を想定して、メガネを持って行く事をオススメしています。

ソールガード(スノーボードのカバーやケース等)

ソールガード(ソウルガード)というのは、スノーボードの板の底の部分や、板のエッジを保護するカバーです。

自分のスノーボードを持っている場合には、

 

  • マナーとして必ずソールガードを装着するようにしましょう。

スノボ初心者の人の中には、

 

  • スノーボードケースに入れてるから大丈夫
  • 自分のスノーボードは安物だから傷ついても大丈夫

という理由でソールガードをつけない人がいますが、ソールガードは

 

  • 自分の板の損傷を防ぐ以上に、
  • 相手の板や車や人を傷つけたり、汚すのを防ぐ

という目的があります。

また、スノーボードケースに入れていても、ソールガードをつけていないと、

 

  • エッジは鋭いのでスノーボードケースを破ったり、
  • スノーボードケースを付けた状態でも、周りの物を傷つける

可能性は高く、よくある話です。

繰り返しになりますが、必ず

 

  • スノーボードの板と、ソールガードはセットで購入するようにしましょう。

ソールガードを付けずに友達の車に自分の板を乗せようとすると、初心者だとしても、

 

  • 大激怒されたり、
  • 二度とスノーボードに連れて行ってもらえなかったり、

は当然と思っていた方が良いですよ。

(大げさな話では無く本当にです。)

これは、意外とスノーボード初心者のメディアには書かれていない事なのですが、スノーボードを滑る以前に重要なマナーなので必ずソールガードは装着するようにしましょうね。

 

スノボ旅行(泊まり)であると便利な持ち物編

スノボ旅行(泊まり)であると便利な持ち物一覧

  1. 小さめの物干グッズ(濡れたグローブなどを干す用)
  2. コンタクト関連グッズ
  3. メガネ(コンタクト紛失時に便利)
  4. マスク(暖房の効いた部屋は乾燥しているため)
  5. スマホ用充電器
  6. 腹巻き
  7. 洗濯ネット
  8. ヒートテックなどの薄くて軽い温かインナー

スノボ旅行であると便利な持ち物の補足説明

小さめの物干グッズ(濡れたグローブなどを干す用)

スノーボードに滑りに行った後には、下記のような濡れたアイテムがたくさんでます。

 

  • ニットキャップ、
  • グローブ(インナー、オーバーグローブ)
  • ゴーグル、
  • ネックウォーマー
  • ウェア上下
  • プロテクター類
  • ブーツのインナーなどなど

こういった濡れたアイテムを一人一人がキレイに干せる設備が整っているホテルや旅館は基本的にはありません。

なので、洗濯バサミがたくさんついた

 

  • ピンチハンガー

のような物を持っていっておくと、濡れたアイテムを効率良く乾かす事ができます。

ただ、あまり大きなピンチハンガーを持って行くとカサバッて荷物になってしますので、

 

  • 100均に売ってるような小さなピンチハンガー

で充分なので、あまり大きな物は持って行かないように気をつけましょう。

ヒートテックなどの薄くて軽い温かインナー

前述した「滑るときに必要最低限の荷物」で解説しましたように、スノーボードをしている時などの汗をかきやすいゲレンデでの滑走時にはヒートテックはオススメしていませんが、ホテルの中や車やバス、電車などでの移動中など、

 

  • 日常生活を送る場面ではオススメです。

泊まりのスノボ旅行の時とかには、荷物が増えてしまいがちですが、ヒートテックは安いし、薄くて軽く、さらに防寒対策にも使えるという優れものですね。

女子がスノボをする時にあると便利な持ち物編

女子スノーボーダーにあると便利な持ち物一覧

  1. 日焼け止め(又は日焼け止め効果があるファンデーション)
  2. リップクリーム
  3. インナーグローブ
  4. グローブストラップ
  5. フェイスマスク(または鼻まで隠れるネックウォーマー)
  6. 小さいハンカチやタオル(鼻水とか用)

女子スノーボーダーに便利な持ち物補足説明

小さいハンカチやタオルがあると便利な理由

スノーボードをしている時は、女性も男性もあまり持ち物に変わりは無いのですが、

 

  • 女性はより身だしなみに注意したい

という点で、小さいハンカチやタオルをウェアのポケットに入れておく事をオススメしています。

スノーボードをしていると、

 

  • やたらと鼻水が出てきてしまうんですよね。。。

男性の場合であれば、グローブ(オーバーグローブ)でゴシゴシと鼻水をふいても、それほど問題はないのですが、

女性の場合は、そういった事に抵抗があるという人が多いので、タオルやハンカチを携帯しておくのがオススメです。

インナーグローブがあると便利な理由

また、特に女性にインナーグローブをオススメする理由は、前述した鼻水などをふくハンカチやタオルを、リフトの上で簡単にウェアのポケットから出し入れできるためです。

(その際はグローブストラップも忘れずに)

ゴツゴツしたオーバーグローブだけしか無い場合は、リフトの上で気軽にグローブを脱いだり、ウェアのポケットの物を出し入れしたりできませんからね。。。

鼻まで隠れるネックウォーマーがオススメな理由

フェイスマスクや鼻まで隠れるネックウォーマーがあれば、リフトに乗っている間とかに、鼻までの露出を防ぐ事ができるので、

 

  • 鼻や口周りが濡れてしまっているのを隠せる
  • 日焼け防止効果
  • 防寒効果

といった一石三鳥な効果がありますので、女性には特にオススメですよ!

まとめ:荷物をまとめる時に注意する事

スノーボードは冬などの寒い時期のアウトドアスポーツなので、厚手の衣類が多くなる上に、滑る時に必要なアイテムも多く、結構な大荷物になってしまい、まだ慣れていない段階の時は準備が大変ですよね。

なので、まだスノーボードの準備に慣れていない段階の時には、

 

  • 絶対に忘れてはいけない「必需品」に意識を集中

して、アレもコレもと、便利な荷物を持って行こうとしない事をオススメしています。

絶対に忘れては行けない「必需品」というのは、最初に紹介した持ち物リストの、

 

  • ゲレンデで滑る時に最低限必要な持ち物と、
  • チケット(ホテル用、リフト券用、レンタル用など)類

などですね。

これらを忘れてしまうと、他の人にも迷惑をかけてしまう事になりますからね。

その他の便利な道具や荷物については、一度に全部揃える必要は無くて、スノーボードに行く度に、他のスノーボーダー達を観察して、

 

  • 「あれ便利だな〜!」
  • 「あれは必要なさそうだな。」

と、他の人の良い所をマネしながら、少しずつ増やしていくと良いですよ!

 

そんな感じで、スノーボードに行く度に、この記事を振り返って頂いて、「あー、だからコレが必要って言ってたんだな〜」とか思いながら、少しずつ自分流のスノーボードに行く時の荷物をアップデートして頂けると嬉しいです!

それでは!良いスノーボードの旅を!ではでは!