スノボ中のスマホ管理術|安全なポケットから防水対策まで徹底解説!
今回は、スノーボードで滑っている時やリフトの上などで、スマホを安全に取り扱うための対策について、実際に私や周りのスノボ仲間が実践していて
- 「この対策って何年もやってるけど効果的だよね〜」
という対策を紹介していきたいと思います。
私達は学生の頃に白馬にリゾートバイトをしながらスノーボードを始めて、そこから国内外をアチコチ転々としたりしてスノボ歴15年以上となりましたが、おかげさまでスマホ(昔は携帯電話でしたね)を紛失したり破損したりしていません。
その私や周りのスノボ仲間が実践している対策が「完璧」とは言わないまでも、(今までの経験から)かなり効果的だと考えていますのでこれから解説していきますね!
- 「スマホ紛失&破損対策!」
といっても、高価なグッズを買ったり、手間をかけたり、難しい事をしたりするワケでは無くて、
あまり深く考えなくても最後までサラーっと読んでもらえれば簡単に実践したり、理解できる内容になっていますので、気軽に目を通して実践して、そしてスマホの事を気にせず安心して滑れる感覚を実感してみてくださいね!
他にも、
- 私達がスキー場でスマホをどのように活用しているか?
- 山頂で写真を他の人に撮ってもらう時のコツ
- スマホをゲレンデに持って行った時にやらない方が良い事
といった事にも触れていますので、読者さんの今後のスノボライフを充実させるためのヒントにしてもらえると嬉しいです!
それでは、どうぞ!
目次
ゲレンデにスマホを持って行くメリットは?
まずは、そもそもスキー場で滑っている時に、
- スマホを持っていく必要(メリット)があるのか?
- スマホを持って行ったらどんな事ができるのか?
という事についてお話しておきますね。
山頂で写真撮影をする
ゲレンデにスマホを持っていくメリットの一つは「気軽に写真撮影ができる」という点ですね。
スキー場の一番高い場所での写真撮影って、スノーボード、スキーをやっていると当たり前のように撮ってますけど、アレってよ〜く考えると凄く貴重な体験ですよね!
リフトやゴンドラを使えば簡単に山の頂上(標高が高い場所)まで行けてますが、人間があんなに高い場所で景色を楽しむとなったら、本来であればコツコツと山を登ってこないといけないのに、、、
しかも雲海や雪景色といったスペシャル特典付きなんて、、、スノーボーダーやスキーヤーって人生得してますよね!笑
写真撮影を人にお願いする時のコツ
ちなみに、私が山頂などで写真撮影をする時は、
- リフトから降りて来たカップルや、女性2人組、団体さんとかにお願い写真撮影をお願いする
っていう事をやってます。
理由は、「写真撮影をお願いする代わりに、こちらも撮影しますよ〜」という交換条件を持ちかけやすいからです。
私達が写真撮影をしてもらった後に、
- 「ありがとうございました!私も撮りましょうか?」
と、元気よく声をかけると、「あっ!じゃあお願いします!」とか「大丈夫ですよ〜!(お気遣い)ありがとうございます!」といった感じで、気持ちよく笑顔で対応してくれる事が多いですよ!
動画を見る、動画を撮影する
次に、スノボで滑っている時にスマホを持って行く理由(メリット)として挙げられるのが、
- 休憩中やリフト、ゴンドラに乗っている間にスノーボードの動画を見る事ができる。
- 自分達が滑っている所や、自分達の滑っている時のフォームチェックなど、動画を撮影する事ができる。
などの「スマホで動画を見たり、撮影したりできる」といった理由があげられますね。
どんなスノーボードの動画を見るの?
私達がスキー場の休憩室やリフトで見ている動画は下記のような動画を見ている事が多くて、
- 自分が練習したいトリックの「HOW TO(お手本)動画」を見てイメトレをしたり、
- ゲレンデで滑っている所を友達に撮影してもらって、その動画を見て、自分達の滑りのフォームをチェックしたり、
していますよ。
スキー場でどんな動画を撮影するの?
私達がスキー場で動画を撮る時は、
- 前述したように、新しいトリックに挑戦する時とかに、自分が滑っている所を友達に撮影してもらって、自分達のフォームチェックをしたり、
- フリーランを追い撮りしたり、パークで遊んでいるところを撮ったり、ツリーランを撮ったりして、映像を撮りためて、後で自分達の思い出ムービーを作ったり
といった感じで撮影をしていますよ。
もちろん、滑っている時の動画については、スマホ以外のカメラを使う事もありますが、
「自分のフォームチェックをするための動画」は、スマホで撮影すれば、スグにリフトの上で確認できるので、スマホでの動画撮影は便利ですね。
スマホで音楽を聞く
私は今は滑っている時に音楽を聞く事は無くなりましたが、以前は滑っている時にも音楽を聞いていました。
ただ、このスマホで音楽を聞くというのは、耳を塞いでしまって、周囲のスノーボーダーやスキーヤーの存在を把握しづらくなるので、あまりオススメはしていません。。。
かなり慣れたスキー場でのライディングや、「このゲレンデ内に、自分より速いスピードで滑る人(自分を抜かす人)がいない」という自身が無い限りは、滑っている時に音楽を聞くのはオススメしませんね。
ゴンドラやリフトの間だけスマホで音楽を聞くというのは良いと思いますよ!(ただ、友達がいるのに耳を完全にふさいで音楽を聞くのは控えた方がいいかな〜、、、)
電話をする、LINEなどで連絡をとる
スマホをスノボ中に持って行く理由として、「友達と連絡を取るため」という理由がありますね。
スキー場に一緒に行っているスノボ仲間と滑るペースが違ったりする場合には、
- 「今どこ?11時に○○リフトの下で合流してご飯食べよ〜よ!」
とか、後からスキー場に来たスノボ仲間と合流する時に、
- 「じゃあ、ゴンドラの下で待ってるね〜!」
といった連絡をするなど、スマホで電話やメールができるのは、かなり便利ですよね。
他にも、家族や仕事場からの電話を受けたり、自分がスノボ中に怪我をしてしまったり、ゲレンデ内で迷ってしまったりした時などにもスマホは使えますね。
以上が、スノボで滑っている時にもスマホを持って行く(代表的な)理由やメリットとしてあげられますね。
それでは、これからは、
- 「スマホを持って行く理由は分かったけど、スノボ中はどうやってスマホを持ち運べば良いの?」
という点を解決していくために、「スマホが紛失、破損しやすい場面」や「スマホの紛失、破損の対策方法」といったお話をしていきますね!
スマホを紛失しやすい場面と対策は?
まずは、スマホの紛失しやすい場面とその対策方法についてチェックしていきましょう!
スノボ中にスマホを紛失しやすい場面
スノボで滑っている時も含めてスキー場内でスマホを紛失しやすい場面(注意が必要な場面)としては、
◆スキー場内でスマホを紛失しやすい場面◆
- 滑っている最中にポケットやバッグのファスナーを閉め忘れて落下、紛失してしまう
- リフトの上からスマホを落下させてしまう
- 食堂やトイレなどに置き忘れて盗まれて紛失してしまう
上記のような場面があげられますね。
では、次に上記の「スマホを紛失しやすい場面」についての対策方法について解説していきますね!
スマホの紛失対策方法をチェック
1.ウェアやバッグのファスナーの閉め忘れ対策
「スノボ中にスマホを紛失してしまった」という話でよく聞くのが、
- 「ウェアやバッグのファスナー(チャック)を閉め忘れたまま滑ってたみたいで。。」
というお話ですね。
スキー場で滑っている時にスマホを紛失した場合って、かなり広範囲な場所で探す必要が出てきますし、雪の中に隠れてしまって見つけづらいので、発見するのが難しかったりするんですよね。。。
私が実践しているファスナーの閉め忘れによるスマホ紛失の対策としては、
◆ファスナーの閉め忘れ対策一覧◆
- リフトの(リフトの降りる駅が見えてきたな〜という)時点でスマホはポケットにしまう。
- リフトの終盤で「チャックオッケー?」といったように、友達に聞こえるくらいの少し大きめの一人言を言いながらファスナーの確認をする。
- リフトの終盤で、全てのウェアのポケットが閉まっている事を、見て、触って確認する。
- 滑り始める前にも全てのウェアのポケットを、見て、触って確認する。
といった対策を私は習慣にしています。
ポイントは、リフトの終盤にはポケットからスマホを出したりせずに、完全にポケットに入れてファスナーを閉めておく。という点ですね。
上記に挙げた対策は、どれも地味な対策ですが、コレを習慣化していればスマホはもちろん、他にもグローブの紛失や、お金類の紛失なども防げて、かなり効果的な対策ですよ。
あと、リフトの終盤で「チャックオッケー?」と大きな一人言を言いながら確認するのは、自分の確認はもちろんなのですが、友達にも
- 「あっ!オレも確認しとこ〜」
という気持ちになってもらう目的もあります。
自分もですが、友達にもスマホや、車の鍵や財布を落としたりして欲しくないですからね。。。スノボ仲間のみんなで、日常的に(さりげな〜く)ウェアのポケットを確認する習慣をつけておくと、無駄な紛失事件に時間や労力をとられずにすみますよ。
2.リフトの上からのスマホ落下対策
リフトの上からスマホを落下させてしまうと、リフト下がスキー場のコース内であれば、場所を覚えていて回収できますが、リフトの下が「森の中」や「崖(がけ)」になっていた場合、回収が不可能になってしまう場合があります。
なので、リフトでのスマホ落下対策についてもしっかりと考えておきましょうね!
で、リフト上でのスマホ落下対策としては、
◆リフトの上からのスマホ落下対策◆
- スマホ対応のインナーグローブを着用する
- スマホはウェアの懐内(ふところない)で操作する
- リフトの下が(スマホが落下した場合に)回収不可能な場所では使用しない
- (私はつけてませんが)スマホにストラップをつける
上記のような対策が挙げられますね。
(ちなみに、「リフトの上では絶対に操作しない!」というのは、対策って事にはならないと思うので対策リストに入れてません。)
各項目について掘り下げてお話をしていくと、
スマホ対応のインナーグローブはファスナー対策にも効果あり!
インナーグローブについては、当ブログの他の記事でも詳しく解説しましていますが、インナーグローブは薄くて細かい作業がしやすい上に、防寒効果もあるので、リフト上でスマホを操作する時にとっても便利で、
- リフトの上からスマホを落下させてしまう可能性をググッと下げてくれます。
また、
- 両手での操作や細かい作業が気軽に行える。
という点で、ファスナーの閉め忘れ対策としても効果的です。
(スマホに対応していないインナーグローブだと、毎回グローブを脱いでからスマホを操作しなければいけなくなります。)
反対に、
(スマホ対応の)インナーグローブを持っていないと、リフトの上で、
- 寒くて手が思うように動かせずスマホを落としてしまう。
- 乾燥して手が滑りやすくなっていてスマホを落としてしまう。
- グローブを脱いだり、つけたりする事に気をとられて、スマホを落下させてしまう可能性が上がる。
- 素手でファスナーを閉めようとしたけど、寒くて上手く閉めれない。
- 片手はオーバーグローブ(外側のゴツゴツした手袋)のまま作業をしてしまい、落下やファスナーの閉め忘れなどの可能性が上がる。
といったようにスマホ紛失の可能性が高まります。
インナーグローブを利用するといった紛失対策は、実用的でコスパが良い対策なのでオススメですよ!
ちなみに、インナーグローブは(当然の話なのですが、)スマホ紛失以外でも大活躍するアイテムでして、その便利さについては下記記事に詳しく解説していますので、良かったら後で読んでみてくださいね!
(下記記事にはグローブの紛失対策についても書かれていますよ!)
ウェアの懐内で操作をして落下の確率を0に!
次のスマホ落下対策としてオススメなのが、「ウェアの懐内でスマホを操作する」という対策です。
懐内(ふところない)で操作するというのは、
- リフトに座った状態で、
- ウェア(上着)の前部分のファスナーをヘソの上あたりまで開けると、
- ウェア(上着)の内側(ふところ)にスペースができるので、
- そのウェア(上着)の内側のスペースでスマホを操作する
という事です。
そうすれば、もし手が滑ってスマホを手放してしまっても、ウェア(上着)の内側で落下をストップできる。という仕組みです。
地味ですが、効果的ですのでオススメです!
リフトの下の地形が回収不可能な場所では使用しない
正直言って、リフトの下がゲレンデ(通常の滑走エリア)の場合は、スマホを落下させても、後で回収しに行けば問題無いので、私もリフトの上であまり落下の事は気にせずにスマホを操作したり、動画を見たりしています。
ただ、リフトの下が「崖(がけ)」だったり「コースに戻ってこれない森林」といった回収が不可能なエリアだと、
- できる限りスマホの操作はしない
ように意識をしています。
どうしてもスマホを使いたいな〜っという時には、前述した対策のウェアの懐内で操作をするようにしていますね。
(私は使用しませんが)ストラップをつけて落下を防ぐ
その他のリフトの上からスマホが落下するのを防ぐ対策として「スマホにストラップをつける」という方法があります。
私は、他の対策で充分と考えているのでストラップは使いませんが、(そもそも私のスマホケースにストラップをつける場所が無いので、、、)バックパック(リュックサック)やウェアのドコかに長ーいストラップをつければ、落下対策としては、かなり効果的にです。
あまり私の周りではストラップを使っているスノーボーダー、スキーヤーは見かけませんが、「スノボに初めて行く!」とか不安がある人はストラップの採用も考えてみると良いですね。
(首からストラップをぶら下げるのは危険なので絶対にやめましょうね!)
以上が、リフトの上からスマホ落下を回避する対策となります。
次は、スキー場内でスマホを置き忘れてしまう、、、という紛失原因についての対策のお話をしていきますね!
3.スキー場内での置き忘れ対策
スマホを紛失した事例で「スキー場内の食堂やトイレにスマホを忘れて盗まれてしまった、、、」というのも、よく見聞きするお話です。
実際に私も「誰かがスマホや財布がトイレに忘れている。。。」のを見つけた事は何度もあります。(もちろん、ちゃんとスキー場のスタッフに届けてますよ!)
正直言って、このスマホの忘れ物については、あまりコレ!っと言った具体的な対策は無いのですが、私が実践しているのは、
- 休憩やトイレの後には、ウェアの全てのポケットをポンポンと叩いてスマホや他の持ち物がポケットに入っているのを確認する。
という事をやっています。
なので、スキー場内での置き忘れ対策としては、
- トイレや休憩の後には忘れ物が多い事を意識しておく
- トイレや休憩の後にはウェアの全てのポケットをポンポン叩いて中身(スマホや車の鍵、その他の貴重品類)が入っている事を確認する
という事を実践していくのがオススメですね!
以上が、スマホの紛失対策になります。
私は15年以上、雪山で働いてみたり、海外に長期滞在したりしてスノーボードをやっていますが、今回紹介した事を実践してスノーボード中にスマホ(昔は携帯電話)や貴重品を紛失した事は(今のところ)ありませんので、是非みなさんも実践してみてくださいね!
それでは、次はスノボ中(滑っている時)にスマホが破損する場面と対策についてチェックしていきましょう!
スノボ中にスマホが破損する場面と対策は?
スマホの破損の対策についても、私が実際に15年以上の経験をもとにお話していきますね!
もちろん、私もスノーボード中にスマホを持ってパーク(キッカーやレール)やツリーランなどで滑っていますが、スマホや携帯電話を破損させた事は(今のところ)ありませんよ。
それでは、具体的に
- スマホを他の人がどのように破損させてしまっているのか?
- 反対に、スマホを破損させない人はどのように管理しているのか?
という事をチェックしていきましょう!
スマホの破損しやすい場面をチェック
スノボ中(滑っている時)にスマホを破損させてしまう場面としては、
◆スマホが破損しやすい場面◆
- 転倒時に破損してしまう
- 水濡れ(雪や雨)によって破損してしまう
上記のような場面(原因)で破損をさせてしまう人が多いです。
なので、今回は上記の「転倒時の破損」と「水濡れによる破損」の対策について具体的に解説していきますね!
転倒によるスマホ破損対策
転倒時の破損の対策として「スマホを頑丈なケース等で保護する。」という対策がありますが、頑丈なケースで保護する場合、
- 高価である
- 大きくて邪魔になる
- 転倒時にスマホが壊れなくても、頑丈で大きなケースが自分に当たってスマホで自分が怪我をしそう!
といったように、
- 「高くて頑丈なケースに入れれば破損が防げる事くらい分かるよ!」
- 「それだと、ちょっとハードルが高すぎる!」
- 「もっと手軽にスマホが破損しない方法を知りたい!」
という意見があると思いますので今回は
- どのようにウェアのポケットで管理をすれば良いのか?
という事をメインにお話をしていきたいと思います。
どこのポケットに入れるのが安全か?
結論を先に言っておきますと、
- パンツウェアの足の付け根の所のポケットに入れる
のがオススメで、私が実際に入れている所であり、私が過去の経験からも一番安全と考えているスマホ保管場所です。
では、私が「パンツウェアの足の付け根の所のポケットに入れる」事をオススメする理由について、滑っている最中にスマホを
- どこのポケットに入れて滑るのが安全か?
と、反対に、
- どこのポケットに入れて滑るのが危険なのか?
という事について、ポケット別にメリットとデメリットをあげて解説していきたいと思います。
ウェア(上)の胸ポケット(内ポケット)の場合
ウェアの胸ポケット(内ポケット)の場合のメリットとデメリットとしては、
◆メリット◆
- 取り出しやすい。
- イヤホンなどを接続しやすい
- 雪や雨で濡れにくい。
◆デメリット◆
- 転倒時にスマホが「あばら骨」に当たるため、骨折とスマホ破損に危険性が高まる。
- エアー(ジャンプ)後の着地の時に「ヒザ(太ももあたり)」と「胸」でスマホを挟む場面があり、骨折とスマホの破損の危険性が高まる。
といった事があげられますね。
メリットの部分はかなり魅力的なのですが、問題はデメリットの部分です。
スノボ初心者さんだと「逆エッジ」など勢いよく胸やお腹の面を雪に叩きつけられる事が多いので、特に転倒時の怪我や破損のリスクは高まります。
実際に、私はスマホではありませんが、レッドブル(エナジードリンク)を後でリフトの上で飲むために胸ポケットに入れて軽く流す程度に滑っていた時に、油断をして
- 前面から「ドテッ!!」とこけてしまったところ、、、
レッドブルの缶が破裂して中身が出て来てしまう。。。という事もありました。
それくらい転倒時の胸ポケットの中の物への衝撃は大きいワケです。。。
また、もし
- 「オレは上級者だから大丈夫だよ〜!」
というスノーボーダーでも、それはそれで問題で、上級者であればフリーラン中やパークで大きなエアー(ジャンプ)をする事が多くなります。
大きなエアーをした後には全身を使って衝撃を吸収する必要がありまして、そのエアーの着地の時には、胸がヒザ(太もものあたり)にあたる事も多くあります。
その時に胸ポケットにスマホが入っていると大変危険ですし、そもそも、邪魔です。。。
と、胸ポケットには以上のようなメリット、デメリットがあるのですが、私の判断としては、胸ポケットにスマホを入れるのは、
- デメリットが大きすぎる
ので、スノボ初心者さんにはもちろん、中級者や上級者のスノーボーダー全員にオススメはしませんね。
ウェア(ジャケット)の腰ポケットの場合
ウェア(ジャケット)の腰ポケットの場合のメリットとデメリットとしては、
◆メリット◆
- 取り出しやすい。
◆デメリット◆
- 転倒時にスマホが腰周辺の骨に当たる可能性が少しあり、怪我や破損の危険性が少しある。
- スピン系のトリック(技)の時に、スマホの重さでウェア(ジャケット)の左右の揺れが大きくなり、少し気になってしまう。
- エアー(ジャンプ)の後の着地の時に、上下に揺れて少し気になってしまう。
といった事があげられますね。
胸ポケットに比べると
- スマホの破損や怪我のリスクは小さくなる
という側面もありますが、大きなデメリットとしては、
- 腰ポケットにスマホを入れると上下、左右に大きく揺れる
という点があり、私は腰ポケットにはスマホをはじめ、重さを感じる物は入れるのはオススメしていません。
ただ、
スピン系のトリックや、大きなエアーをしないスノボ初心者さんにとっては、腰ポケットに入れるのは、それほど大きなデメリットにはならないかもしれませんね。
パンツウェアの腰ポケットの場合
パンツウェアの腰ポケット(足の付け根あたりのポケット)の場合のメリットとデメリットとしては、
◆メリット◆
- 転倒時に衝撃を受ける可能性が限りなくゼロに近い
- 雪や雨で濡れにくい。
- 滑っている最中にスマホの揺れが気にならない
◆デメリット◆
- スマホを取り出しにくい
といった事があげられますね。
そして前述したように、
- 私はスマホをこのパンツウェアの腰ポケットに入れています。
(厳密に言えば、利き足のスタンスで滑っている時の「後ろ足側」です。つまり、私はレギュラースタンスなので、パンツウェアの右側の腰ポケットにスマホを入れています。)
理由は、デメリットが「スマホを取り出しにくい」というだけで、メリットの方が圧倒的に大きいからです。その上記で挙げたメリットについて詳しくお話しておくと、
まず、
パンツウェアの腰ポケットにスマホを入れた場合、スマホは足の付け根あたりにある状態になりますので、転倒してもスノーボードの性質上、この「足の付け根あたり」に衝撃を受ける可能性はほとんどありません。
- つまり、衝撃によるスマホの破損の可能性は限りなくゼロに近くなるという事です。
むしろ、、、
- 転倒時にパンツウェアの腰ポケットのスマホを衝撃で破損させる方が難しいくらいです。
両手をバンザイして、ヒザも完全に伸ばしきって、全身ビヨーーーンって伸びた状態でコケたとしても、パンツウェアの腰ポケットのスマホに破損させるほどの衝撃をあたえるのは、、、
- どんな何度の高いトリックよりも勇気がいる行為ですよね?笑
他にも、
エアー(ジャンプ)後の着地の衝撃についても足の付け根のポケット内のスマホにはダメージはありませんし、
スピン系のトリックの時のスマホの揺れも気になった事はありません。
仮に、無理矢理にでも、
足の付け根のポケット内のスマホにダメージを与える場面を考えたら、
- 「ツリーラン(木がたくさんある森の中を滑る事)の時に木に衝突する。」
といった事が考えられますが、このツリーランについても、進行方向とは違う方のポケット(後ろ足側のポケット)にスマホを入れておけば問題ありません。
ツリーランってちょっと緊張感を持って滑るので、ちょっと難しそうなツリーランの時には、スイッチスタンス(利き足とは逆の足のスタンス)で滑らなければいいだけで、やはり、パンツウェアの後ろ足側の腰ポケットに入れておけば、スマホの破損の可能性は限りなくゼロに近いです。
というように、
ポケットの入口が小さいので、ちょっと取り出しにくいっていうデメリットがあるだけで、(滑っている時に急いでスマホを取り出さないといけない場面なんて無いですから問題ない)
- 「パンツウェアの腰ポケット内のスマホを破損させる方が難しい」
と思ってもよいくらい、ウェア上下のポケットの中では一番安全なポケットだと私は考えているし、私の周りのスノーボーダーもそうしているので、
スノボ中はパンツウェアの腰ポケット(足の付け根のポケット)に入れるのが一番安全です!
(レギュラースタンスの人は後ろ足側の右ポケットがオススメ)
と私はオススメをしていますよ!
あっ!
あと、パンツウェアの腰ポケットにスマホを入れるのは、
- 水濡れ防止策としても効果的
というメリットがあります。
理由は単純で、
リフトに座っているとウェアの上着(ジャケット)がパンツウェアの腰ポケットの上にきて二重でスマホを水濡れから守ってくれるからです。
雪や雨など水濡れによるスマホ破損対策
それでは最後に、スマホがスキー場で破損するもう一つ原因、水濡れによる対策について解説していきますね!
先に私のオススメの水濡れ対策をお伝えしておくと、
◆私が実践している水濡れ対策◆
- スマホをジップロックに入れて、
- それをパンツウェアの腰ポケットに入れる
というように、とてもシンプルな水濡れ対策をしています。
ジップロックの上からでもスマホは反応する
ココではジップロックと紹介していますが、
- ファスナーなどの密閉機能がついたビニールで、
- ビニールの上からでもスマホが反応する。
という条件がそろっていれば、どんなビニールでも問題ないです。
100均でも構わないので、スマホが入る程度の小さめのジップロックのようなビニールを買ってきて、
スノボに出かける前に、家で一度ビニールの上からでもスマホが反応するかを確かめて、
そのビニールの中にスマホを入れて、パンツウェアの腰ポケットに入れれば、
- ゴッツイ防水ケースより邪魔にならずに、
- 雨や雪からの水濡れ対策をしながら、
- 滑っている時やリフトの上で簡単なスマホ操作ができる
という事です。
シンプルで安くて、簡易的ではありますが、効果はバツグンです。
他の防水対策として、
- 防水機能に特化した専用のスマホケースに入れる
という方法もありますが、防水用のスマホケースは
- ゴツくてポケットに入れていると邪魔だし、
- ゴツいとポケットから取り出しにくくなるし、
- お金がかかる
といった(私にとっては)デメリットが大きすぎるので、防水専用のスマホケースとかは使っていません。
(もちろん、スキー場以外の超特殊な環境の雪山とかに行くなら専用の防水ケースとかが必要なのかも知れませんが、、、)
日本の一般的なスキー場でスノーボードを楽しむ程度であれば、ジップロックで充分すぎるくらい防水効果ありますので、シンプルで簡易的ですが、私は今回紹介した防水対策をオススメしています。
まとめ:スマホには補助程度の役割を
今回の記事では、スキー場にスマホを持って行く理由から、スマホが破損、紛失しやすい場面と、その対策について解説をしてきました。
今回紹介したスキー場でのスマホの取り扱いに関する注意点や対策は、私や周りのスノーボーダーも実践していて、過去に破損や紛失もないので、当然オススメする事なのですが、
- 「スキー場ではスマホを使う時間は少なくしよう!」
と、私は心がけていますよ!
理由は、スマホを利用する時間が多くなれば、紛失や破損の可能性も少し高くなってきますし、電池の減りも速くなるし、、、とイロイロ細かい理由もあるのですが、
やはり、一番の理由は、
- スマホを見たりする時間が無いくらい、スキー場ならでは楽しみで視界をいっぱいにしたい!
というのが、一番大きい理由ですね!
リフトの上でスノボの動画を見て勉強するのも、もちろん良い事ですが、
リフトの上では、スノボ仲間と世間話やスノボについて話したり、一人でリフトに乗っている時は、景色を楽しんだり、他のスノーボーダーがどんな事をして遊んでいるのかを勉強したりと、
常にスキー場ならではの景色で目をいっぱいにする事ができるのが、やっぱり一番良いんじゃないかな〜っと私は考えています。
という感じで、今回はスキー場でスノボ中のスマホの取り扱いについてのお話でした!
今回紹介した方法が絶対安全という保証はできませんが、、、私が(割と長く多く)スノーボードをしてきた経験と、スノボ仲間の経験の中で「コレが一番良いよね!」という方法を紹介していますので、是非一度試してみてくださいね!
他にもスノーボード関連の記事は増やしていきたいと思っていますので、これからもちょくちょくとブログに遊びに来ていただけると嬉しいです。
ではでは!楽しいスノーボードのお時間を!
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