ダイソーでオキシクリーンと類似の酸素系漂白剤を全部買って比較した
こんにちは!良かれと思って教えたことも「知ってたなら早く言え!」と返される、そんなママとの理不尽なコミュニケーションも嫌いじゃない。どうもリサッチです!
以前書いた「オキシクリーンが使えないもの」に関する記事で、オキシクリーンは「酸素系漂白剤」であり「過炭酸ナトリウム」が主成分であることについて書いたのですが、実はその時に、
あっ!過炭酸ナトリウムならダイソーにも売ってるかも!?
ということが、頭に浮かんで気になっていたんですよね。
なので、いつものように、100均商品の実用性を確かめてみよう!と考え、さっそくダイソーに行って(オキシクリーンの類似品となる)酸素系漂白剤を探してみたところ、100円サイズでバッチリ売っていたので、さっそく買って帰りオキシクリーンと比べて
■この記事でのチェックポイント!
- 価格差はどうかな?
- 成分の違いはあるかな?
- 洗浄力の違いはあるかな?
- 最終的にダイソーの酸素系漂白剤の実用性はどうかな?
上記のようなことをアレコレ確かめてみることにしました。
ということで、今回の記事ではダイソーに売っていた酸素系漂白剤とオキシクリーンを使い比べて、100均の酸素系漂白剤の実用性について検証したことを画像や表を使って詳しくご紹介していきたいと思います。
ちなみに、先に結論からお伝えしておくと、ダイソーの酸素系漂白剤は充分に実用性が高く、コスト面から考えてもお得でしたよ!
その結果については、表や画像を使ってできる限り分かりやすくお伝えしていますので、楽しみにしていてくださいね!
それではどうぞ!
目次
ダイソーに売っていたオキシクリーンの類似品
ダイソーには株式会社グラフィコが出している「オキシクリーン」は売っていませんでしたが、オキシクリーンとほぼ同じ成分が含まれている「酸素系漂白剤」は100円(税抜き)で売っていました。
■オキシクリーンは酸素系漂白剤の一種です
「洗剤の種類」といった大きな枠組みで見た時に、オキシクリーンは「酸素系漂白剤」という種類に該当します。
酸素系漂白剤は主に「過酸化ナトリウム」という成分で汚れを落とす洗剤で、有名な洗剤ブランドの
- 「激落ちくんシリーズ」
- 「シャボン玉シリーズ」
などでも商品化されていて、探すとオキシクリーンの類似品はたくさんありますよ。
ダイソーに売っていた酸素系漂白剤はコレ
私が行ったダイソーには下記の2種類の酸素系漂白剤が売っていました。
■ダイソーに売っていた酸素系漂白剤
- オキシウォッシュ 120g
- 落ち落ちV 過炭酸ナトリウム 160g
落ち落ちV(ブイ)は今回の酸素系漂白剤の他にも重曹や、スポンジなどお掃除系のアイテムを幅広く展開しているダイソーのオリジナルブランドのシリーズですね。
どちらも、100円(税抜き)で100均サイズの容量ですので、コストコで買うような約5kgもあるビッグサイズなオキシクリーンと比べると、ダイソーの酸素系漂白剤はお試し感覚で気軽に買って使えそうなサイズ感でした。
とういことで、実際にダイソーに売っていた酸素系漂白剤を全て買って、オキシクリーンと価格や成分の違いを比べてみたり、実際に使って実用性はあるのか?ということを家に帰ってアレコレ検証してみることに。
オキシクリーンとの成分の違いやコスパを検証
まずは、実際に使ってみる前に、オキシクリーンとダイソーに売っていた酸素系漂白剤の違いを
- 価格の違い
- 成分の違い
といった視点で、詳しく見ていき比較してみることにしました。
オキシクリーンとの価格の違い
さっそく価格の違いはどうかな~?っと比べてみることにしたのですが、、、
オキシクリーンはコストコに売っている5.26kgサイズなどをはじめ、比較的大きいサイズで売られているし、1度の洗い物に使う洗剤の量も各商品によって異なるので、ダイソーに売っている酸素系漂白剤と比べて安いのか?高いのか?というのがハッキリしませんでした。
なので、それぞれの洗剤の
「衣類のつけ置き1回分の価格」
というのを計算して、各商品の実質的な価格の違いを表に書き出してみました。
■衣類のつけ置き1回分の価格表
水4Lに対する 洗剤の量 | 店頭販売価格 (税込み) | 衣類のつけ置き 1回分の価格 |
|
---|---|---|---|
オキシクリーン (5260gサイズ) | 40g(※1) | 約2,000円前後 (コストコ価格) | 約16円 |
オキシウォッシュ (120gサイズ) | 30g | 110円 | 約28円 |
落ち落ちV (160gサイズ) | 20g | 110円 | 約14円 |
コレは意外な結果でしたね!
「汚れの落ち具合」は考えないで「衣類を洗える量」という視点だけで見ると、ダイソーブランドの「落ち落ちV」の酸素系漂白剤の方がコスパが良いようです。
ただ、上の表では価格を比較しただけなので、オキシクリーンとどちらがお得なのかは、実際に使って試して、その実用性を見てから決める必要がありますよね。
正直なところ、
「オキシクリーンはあんなにデカくてお徳用感あるんだから、100均の洗剤に価格も品質も負けることは無いだろうな~」
と思っていたので、これからさらに掘り下げて「落ち落ちV」の実用性を検証するのが楽しみになってきました!
ということで、次は成分の違いを見ていきましょう!
衣類のつけ置き時にオキシクリーンを使う分量の目安は、「グラム」で記載されていなくて「付属しているスプーンの"2″のラインまで」と書かれています。
“2"のラインまでオキシクリーンを入れて、「計り」を使って計ってみたところ40gピッタリでした。
オキシクリーンと比べた成分の違い
下の表に3つの洗剤の成分表示に記載されていた内容を全て書き出してみました。
大きな違いとしては、「落ち落ちV」は「過炭酸ナトリウム」のみに対して、オキシクリーンとオキシウォッシュには界面活性剤と、アルカリ剤が含まれているという点ですね。
成分 | 液性 | |
---|---|---|
オキシクリーン (アメリカ版) | 過炭酸ナトリウム 界面活性剤 アルカリ剤(炭酸塩) 再付着防止剤 | 弱アルカリ性 |
オキシウォッシュ | 過炭酸塩(過炭酸ナトリウム) 界面活性剤 炭酸塩(アルカリ剤) 水軟化剤 過硫酸塩 粉じん防止剤 | 弱アルカリ性 |
落ち落ちV | 過炭酸ナトリウム | 弱アルカリ性 |
落ち落ちVには過炭酸ナトリウムしか入れていないので、低価格で内容量を多くできているのかもしれませんね。
ママの言うように、イロイロな成分が入っている方が汚れを落としてくれそうな気がします。
ただ、実際に使って「過炭酸ナトリウム」だけでも充分汚れが落ちるのであれば、そんなに楽でお得なことはないのではないか!?
という希望を胸に、いつものように、疑う気持ちを忘れず、各洗剤を実際に使って洗浄力を比較して評価していくことにしましたよ。
ちなみに、下の表には洗剤に記載されていた成分の効果や役割をまとめた表です。
成分については全てを細かくチェックする必要はありませんが、メジャーな「過炭酸ナトリウム」と「界面活性剤」のところだけでもサラッと目を通しておくと、お掃除レベルがググっと上がりますよ!
成分 | 効果や役割 |
---|---|
過炭酸ナトリウム (過炭酸塩) | お湯に反応し「過酸化水素」と「炭酸ソーダ」を発生させて、汚れを「酸化」「分解」して対象(洗い物)から汚れを取り除く効果があります。 また、除菌効果もあります。 ただ、過炭酸ナトリウムの使用後は最終的に「酸素」「水」「炭酸ソーダ」に分解され、殺菌効果も無くなり、人間にほとんど無害な状態になる特徴があります。 |
界面活性剤 | 主に4つの効果があって、 1.浸透作用:生地に水を染み込みやすくする 2.乳化作用:油分を水に溶かして洗い流す 3.分散作用:粒子の汚れを水に浮かせる 4.再付着防止作用:水に浮かんだ汚れを再付着させない(衣類などに戻さない) 上記のような効果があり、洗剤が効率的に汚れにアプローチできる手伝いをしています。 |
アルカリ剤 (炭酸塩) | 洗濯中の水をアルカリ性に保つ役割があります。 アルカリは ・油汚れ ・皮脂汚れ ・垢(アカ)汚れ ・食べこぼし汚れ ・血液汚れ を落とすのが得意です。 |
再付着防止剤 | 洗い物から出た汚れが水に溶けだした後に、再度お洋服などの洗い物に戻らないようにする役割があります。 |
水軟化剤 | 水を軟化させる役割があります。 「水を軟化させる」とは、簡単に言うと水中の「金属イオン」を取り除くことです。 「金属イオン」を取り除くことで、界面活性剤などの他の成分の洗浄効果を高めることができます。 |
参考サイト:日本石鹸洗剤工業会オフィシャルサイト|石けん洗剤の基礎ページ
界面活性剤などの、上記の表に記載した洗剤に含まれている成分については、「日本石鹸洗剤工業会」などの洗剤に関して信頼性の高い機関が詳しく効果や役割について発信をしていました。しかし、オキシウォッシュに含まれている
- 過硫酸塩
- 粉じん防止剤(粉塵防止剤)
については、「洗剤としての用途で具体的にどのような効果があるのか?」ということを発信している(信頼性の高い)機関からの情報ありませんでした。
そのため、過硫酸塩と、粉じん防止剤を(洗剤以外の用途で使われている例から)個別に詳しく調べてみたところ、
- 過硫酸塩は、ヘアブリーチ(脱染剤)などに使われている、酸化効果がある成分
- 粉じん防止剤は、工事現場などで「粉じん」が飛び散らないようにするための成分が含まれたもの
のようです。
上記の用途から、おそらく2つの成分の洗剤としての役割は、
- 過硫酸塩は、汚れを酸化させる効果を高めて、漂白力を高める効果
- 粉じん防止剤は、洗剤がフワフワと飛び散らないようにして使い勝手を良くする役割
があるのではないかと、個人的に考えています。
ダイソーの酸素系漂白剤の実用性は?
価格の違いや成分の違いが分かっても、やっぱり使ってみないと実用性は分からないので、実際にダイソーで買ってきた「オキシウォッシュ」と「落ち落ちVの過炭酸ナトリウム」を使ってイロイロ洗ってみました。
結論から先にお伝えしておくと、しっかり汚れが取れることも確認できて、個人的にはコスパも抜群で実用性有りでしたよ!
それでは、さっそく実際に100均酸素系漂白剤の実力を見ていきましょう!
落ち落ちVでも洗濯槽の汚れがゴッソリとれた!
まずは、インスタ映えしやすいということもあり、オキシクリーンの代表的な使い方となっている、洗濯機の洗濯槽洗浄をダイソーの酸素系漂白剤、「落ち落ちVの過炭酸ナトリウム」を使ってやってみました。
この洗濯槽洗いの検証では、
- 純粋に過炭酸ナトリウムだけでも汚れが落ちるのか?
- オキシクリーンより安い洗剤でも汚れは落ちるのか?
というポイントが見どころですね!
先に結果の画像をお見せしておくと、下記のように洗濯槽の汚れがゴッソリとれました。
検証の過程など、詳しい手順と結果は下の表の通りです。
■ダイソーの過炭酸ナトリウムで洗濯機を掃除した手順と結果
作業の様子 | 作業内容 |
---|---|
![]() | シャワーのお湯の温度を55℃に設定。 過炭酸ナトリウムでの洗浄は50℃くらいのお湯でつけ置きするのが効果的です。 お湯を注ぐ間に温度が下がるので55℃に設定。 |
![]() | シャワーで55℃のお湯を最高水位まで入れる。 ※注意※ 過炭酸ナトリウムは、40℃以上のお湯でないと、ほとんど反応しません。 冷水では全くといっていいくらい、洗浄効果がみられないので、必ず40℃以上のお湯で洗うようにしましょう。 |
![]() | お湯を高水位まで入れ終わったら、落ち落ちVを1袋(160g)全部入れます。 今回は、1袋(100円)での洗浄効果を見たかったので1袋ですが、 洗濯機に入る水の量(53L)を考えると、2袋分入れた方が適量で洗浄効果も高いかもしれません。 |
![]() | 洗濯機によって異なりますが、「洗い」ボタンや、「洗濯槽洗浄」コースなどを活用して、洗濯槽を5分程度稼働させます。 ※注意※ 「すすぎ」までやってしまうと、水が流れしまい、つけ置きができませんので、「自動モード」ではなく、「手動」で「洗い」や「洗濯槽洗浄」などを選択するようにしましょう。 |
![]() | 5分くらい洗濯機をまわすと、はやくも汚れが浮き出てきました。 これから2時間~4時間つけ置きするので、洗濯機のパーツとかも一緒にオキシ漬けすれば一石二鳥です。 |
![]() | つけ置きしながら、浮いてきた汚れを100均に売っているゴミ取り網などですくい取ります。 インスタ映えなどを狙って、ゴミの量をアピールしたい時は、最後まで汚れを放置した方が良いかもですね。 |
![]() | つけ置き時間は4時間とか長い方が良いですが、2時間でも充分汚れは浮き出てきます。 なので、一日に長時間使いたくない人は、2時間のつけ置きで、定期的にお掃除するのがオススメです。 (実は、つけ置きの後のゴミ処理にかなり時間がかかります。) |
![]() | つけ置きが終わったら、「洗い」や「洗濯槽洗浄」などで洗濯機を数分まわし、再び浮いてきた汚れをすくいとります。 そして、また洗濯機をまわす→すくう→まわす→すくう・・・ を、汚れがほとんど出なくなるまで繰り返します。 |
![]() | ダイソーの過酸化ナトリウムだけで、最終的に左の写真のように思ったよりたくさんの汚れが出てきました。 |
![]() | 最終的に、2~3回ほど「洗い」→「すすぎ」を繰り返さないと、無限に汚れは浮き出てきます。 なので、ある程度浮き出る汚れが減ってきたら、空で2~3回「洗い」→「すすぎ」を繰り返してお掃除完了にします。 |
でも、この洗濯機で洗濯してたと思うと、、、汗
オキシクリーンでも同じですが、過炭酸ナトリウムを使ってお掃除をする時には、必ず40℃~60℃のお湯を使って洗うようにしましょう。
以前、妻や、おばあちゃんが「オキシクリーンを使ってもテレビみたいに汚れは取れなかった!」と言っていたので、詳しく話を聞いてみたら常温のお水を使っていたようです。
過炭酸ナトリウムはお湯に反応して、汚れを落としていきますので、必ずお湯を使うようにしましょう。
ちなみに、私のオススメの温度は50℃です。理由は、温度が低すぎると反応がしづらく、温度が高すぎると反応しすぎてすぐに洗浄効果が無くなるからです。
上記の表で検証結果を見て頂ければ読者の皆さんもイメージがわくと思いますが、個人的には
ダイソーの酸素系漂白剤(落ち落ちVの過炭酸ナトリウム)は実用性は充分にある!
という結論にいたりました。
また、前述してきた「オキシクリーンとの価格や成分の違い」で見てきたように、オキシクリーンと落ち落ちVの違いは
- 界面活性剤の有無
- アルカリ剤の有無
- 再付着防止剤の有無
といったように、衣類の洗濯に関わる成分の違いだけだったことや、「価格は落ち落ちVの方が安い」という事実を踏まえて考えると、
特に洗濯槽などの衣類以外のお掃除は100均の「過炭酸ナトリウム」で充分!
という判断をしても良いんじゃないかな~っというのが、洗濯槽の検証で感じた私の感想ですね。
■ダイソーの「落ち落ちV過炭酸ナトリウム」は衣類のシミ抜きもバッチリ
画像 | 解説 | |
---|---|---|
シミ抜き前 | ![]() | ブドウジュースのシミが、通常の洗濯をして天日干しをしても残ったまま。 |
シミ抜き中 | ![]() | ダイソーで買ってきた「落ち落ちVの過炭酸ナトリウム」で30分つけ置き。 |
シミ抜き後 | ![]() | シミ抜き後の通常洗濯の時点でシミは取れていました。 |
■コーヒーポットにも過炭酸ナトリウムを使ってみた
あと他にも、過炭酸ナトリウムは
- マグカップについたコーヒーのシミ
- 湯飲みの茶渋(ちゃしぶ)
などの洗浄効果もあるとのことだったので、軽い気持ちで過炭酸ナトリウムを使ってコーヒーポット内のコーヒーのシミに使ってみたところ、、、
画像 | 解説 | |
---|---|---|
つけ置き前 | ![]() | 手が入らないので、ポットの底にコーヒー汚れがいっぱいだった。 |
つけ置き後 | ![]() | お湯と過炭酸ナトリウムだけ入れて30分つけ置きしたら、こすらなくても顔が反射するくらいピカピカになった。 |
上の表のように、ほんの30分程度のつけ置きだけで、顔が反射するくらいキレイになりました。
コーヒーポット内とか、手が入らないところのお掃除を楽にしてくれるのは本当に助かりますね。
とは言え、まだ衣類の洗浄力については、オキシクリーンやオキシウォッシュのように、界面活性剤とかが入っている酸素系漂白剤の方が上かも?という可能性が残っています。
なので、次は衣類のシミ抜きへの洗浄力をオキシクリーンとダイソーの100均酸素系漂白剤で比較検証した結果を見ていくことにしましょう。
オキシクリーンと100均酸素系漂白剤で衣類のシミ抜き対決
それでは、さっそく、
- オキシクリーン
- オキシウォッシュ
- 落ち落ちV(過炭酸ナトリウム)
上記の3つの商品を実際に使って、衣類のシミ抜きに対する洗浄効果を比較検証していきましょう!
この検証で注目したいポイントは下記の2つで、
■検証での注目ポイント
- 界面活性剤の有無による洗浄効果に違いはあるか?
- 100均の酸素系漂白剤の実用性はあるか?
上記の2つについて確認をして、ダイソーの酸素系漂白剤の最終的なコスパを評価をしていこうと思います。
検証方法の流れとしては、上記の画像のように
- ケチャップ
- ラー油
- 醤油
でシミ汚れを作ったタオルを3枚用意し、そのタオルをそれぞれオキシクリーン、オキシウォッシュ、落ち落ちVでつけ置きをし、洗浄効果の違いを比較していく。という流れになります。
それでは、検証の様子から結果までをまとめた表を作りましたので、検証結果を下の表で見ていきましょう!
■衣類のシミ抜きの比較検証した様子と結果
作業の様子 | 作業の詳細 |
---|---|
![]() | ケチャップ、ラー油、醤油をかけて、日常生活でありがちな3種類のシミができたタオルを3枚用意します。 |
![]() | 汚れてスグだと、簡単に汚れが落ちそうなので、汚した後にシッカリと乾かしました。 |
![]() | 左:落ち落ちV(過炭酸ナトリウムのみ) 中央:オキシウォッシュ(界面活性剤有り) 右:オキシクリーン(界面活性剤有り) 上記のように、バケツを分けて40分つけ置きをします。 |
![]() | つけ置きを開始してしばらくすると、界面活性剤が入っているオキシウォッシュと、オキシクリーンは水面が激しく泡立っていました。 一番左の「落ち落ちV」(過炭酸ナトリウムのみの洗剤)は炭酸が出るだけで、ブクブクした泡は立ちませんでした。 |
![]() | 左の写真はダイソーブランド「落ち落ちV」(過炭酸ナトリウムのみ)で40分つけ置きした直後のタオルです。 ・醤油:ほぼ消えた ・ラー油:薄く黄色いシミ有 ・ケチャップ:薄く赤いシミ有 成分に界面活性剤や再付着防止剤が入っていませんが、タオル全体に落とした汚れが再付着した様子はありません。 |
![]() | 左の写真は100均に売っていた「オキシウォッシュ」(界面活性剤有り)で40分つけ置きした直後のタオルです。 ・醤油:ほぼ消えた ・ラー油:薄く黄色いシミ有 ・ケチャップ:薄く赤いシミ有 ダイソーブランドの「落ち落ちV」とほとんど同じくらい落ちていました。 |
![]() | 左の写真は「オキシクリーン」(界面活性剤有り)で40分つけ置きした直後のタオルです。 ・醤油:ほぼ消えた ・ラー油:比較的濃いめに黄色いシミ有 ・ケチャップ:比較的濃いめに赤いシミ有 ダイソーブランドの「落ち落ちV」や「オキシウォッシュ」と比べると、ややシミの色が濃く残っている印象でした。 |
![]() | 左の写真を含め、以降の写真は、各洗剤で40分つけ置きした後に、通常の洗濯洗剤で洗濯機にかけ、天日干しした後のタオルです。 ですが、、、 どのタオルも全て汚れ(シミ)が落ちていて、(タオルに印分かりやすい印をつけていなかったため)タオルの区別がつかなくなってしまいました。汗 ただ、どの洗剤も、醤油、ラー油、ケチャップのシミが取れることが分かり、 また、界面活性剤が入っていない過炭酸ナトリウムのみの「落ち落ちV」でも特別に汚れが再付着するということもないことが分かりました。 |
![]() | 上に同じ。 |
![]() | 上に同じ。 |
ということで、検証の結果は上の表の通りですが、今回の検証でのポイントをまとめておくと
■検証結果から見えたポイント!
- 界面活性剤なしの過炭酸ナトリウムでも汚れが再付着しなかった
- 「落ち落ちV(過炭酸ナトリウムのみ)」の衣類のシミ抜きは実用性有り
- 100均の酸素系漂白剤でもオキシクリーンの代用は可能
上記のようなことが、実際に使い比べてみてよく分かりましたね!
オキシクリーンに比べて、ダイソーの落ち落ちVやオキシウォッシュなら100円でお試し感覚で買えるので、読者のみなさんも是非試してみてくださいね!
ちなみに、今回紹介した「落ち落ちV(過炭酸ナトリウム)」の成分は、
「過炭酸ナトリウム」のみ
なので、「激落ちくん」や「シャボン玉」など有名なブランドで商品化されている「過炭酸ナトリウム」が含まれた「酸素系漂白剤」でも、ほとんど同じ洗浄効果が期待できますね。
ママの言うように、500g以上のサイズになってくるとダイソー(160gで110円)よりコスパが良くなる商品も多くなってきますよ!
ちなみに、上の検証での「洗濯機での通常洗い」をした直後には、少しだけシミが残っているタオルもありました。
しかし、天日干し中の紫外線には、衣類のシミを分解して見えなくする効果があり、タオルを干している内に全てのシミが見えないレベルまで消えるという結果となりました。
この紫外線によりシミが無くなる現象は「衣類の"色があせる"」という現象と同じで、シミの色だけが取り除かれる現象だそうです。
参考サイト:Lidea(LION運営サイト)|カレーのシミが「外干しすると紫外線で消える」という噂は本当? : おばあちゃんの知恵袋LABO
意外な発見もあり!予想以上にお得な検証
今回の記事では、100均に売っている酸素系漂白剤の実用性を確かめるために、オキシクリーンと比較をしながら価格や成分などについてイロイロな検証をしてきました。
実際に各洗剤を使ってみて、
■今回の検証で分かった事まとめ
- ダイソーの「落ち落ちV(過炭酸ナトリウム)」でも充分汚れが落ちる
- オキシクリーンよりも「落ち落ちV」はコスパが良い
- 界面活性剤などの「再付着防止」成分が入っていなくても色うつりの心配は無さそう
- 総合的に見て100均の「落ち落ちV」「オキシウォッシュ」の実用性は充分有り
上記のようなことが分かり、(価格やサイズの面で)入手のハードルが少し高めなオキシクリーン以外の選択肢を増やすことができました。
さらに検証を進める過程で「天日干しによる紫外線効果でシミが消える仕組み」についても学ぶこともでき、私達夫婦にとっては、あらゆる面で今後の洗濯ライフを快適にする知識が付いて予想以上にお得な検証となりましたよ!
この記事が読者の皆さんのお買い物の参考になると嬉しいです!
他にも、生活やお買い物に役立つ情報を盛り込んだ記事を書いていますので、よかったら読んでみてくださいね!
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