アース線の外し方をコンセント別に紹介!電子レンジや洗濯機も対応可
こんにちは!捨てらないクセが大人になっても抜けない、おばあちゃんっ子のリサッチです。
学生時代に洗濯機や電子レンジなどの搬入搬出の仕事をしている時は、廃棄になる家電のアース線をブチブチ切って乱暴に捨てまくっていました。
ですが、以前書いた「アース線の延長方法を解説した記事」でも紹介しているように、延長するためにアース線を買い足す人がいる事を知ってからは、家のアース線はキレイに外して保管するようなったんですよね。
ママの言う通り、そのアース線(アースケーブル)を使う出番は無いのですが、アース線を安全にキレイに取り外す方法を知っておいて損はないので、今回の記事では、
- アース線の安全に取り外すための基礎知識
- アース線を外す前に準備する道具
- コンセント側のアース線を外す方法(画像付き)
- 電化製品側のアース線を外す方法(画像付き)
- アース線を外した後どうすればいいのか?
上記の内容について画像や図解を使って解説していきたいと思います。
それではどうぞ!
目次
アース線を素手で触っても大丈夫?
アース線を外す方法を紹介する前に、作業中の事故を避けるために最低限知っておきたい基礎知識があります。
「基礎知識」と言っても、感電の心配が無いって事だけを知ってもらう簡単なお話ですのでご安心を!
ササっと気軽に読み進めてもらって、パパっとアース線を取り外してしまいましょう!
感電防止のためにやる事は1つだけ
アース線を取り外す作業に取り掛かる前にやって欲しい事は1つだけで、電化製品の電源コードをコンセントから抜いてしまいましょう。
これで、電化製品に電気が流れる事もないし、もちろん、アース線に電気が流れる事もありません。
アース線の取り外し作業中の事故を避けるためにやる事はこれだけです。
アース線の役割と仕組みを知れば怖くない
「電源コードを抜けば大丈夫!」という理由については、下の2つの「アース線と電気の流れを表した図」を見て、「アース線の役割や仕組み」といった全体像を把握すれば、よりイメージしやすく安心できるようになると思います。
簡単に言ってしまえば、「電源コードが刺さっていないと、アース線に電気が流れることもない。」だから安心安全ですよ!という事ですね。
ちなみに、下の図解では電子レンジを例にしていますが、エアコンやパソコンなど家電を変えても仕組みは同じですよ!
アース線を取り外す時に必要な基礎知識は上記の内容で充分ですが、アース線を付ける理由や、つけない場合の危険性について理解を深めたいかたは、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね!
アース線を外す前の準備と豆知識
アース線を取り外す作業を安全に行うために電源コードを抜いたら、次はアース線を取り外すために準備する道具について紹介していきたいと思います。
もちろん、全ての道具を絶対使うというワケではないので、読者さんの状況に応じて(※1)、下に紹介する道具で必要だと思う物だけピックアップして使ってみてくださいね!
アース線を取り外す時に準備する道具
◆アース線を取り外す時に使う道具◆
- プラスドライバー
- 輪ゴム
- ガムテープ
上記のアース線を取り外す時に使う道具を準備する理由を、1~3まで数字の順番に説明しておきますね。
1.プラスドライバー
コンセント側のアース線を外す時や、電化製品側のアース線を外す時など、ネジをゆるめる時に使います。
2.輪ゴム
アース線を取り外した後に、アース線を束ねる時に使います。
アース線がヒラヒラしていると、踏んだり、引っかけたりして危ないですからね。
輪ゴムでなくても、アース線が束ねられればヒモやテープ類で束ねても大丈夫です。
3.ガムテープ
輪ゴムで束ねたアース線を電化製品の本体にガムテープで貼り付けておく時に使います。
ガムテープで本体にアース線を貼り付けておけば、引っ越し作業中などにアース線を傷つけずにすみますし、アース線がヒラヒラして邪魔になることもありません。
ガムテープでは剥がした後にベタベタするのが嫌だという場合は、他のテープでも大丈夫です。
アース線は再利用できる(豆知識)
この記事の最初の方でもお話ししたように、アース線はキレイに取り外せば再利用できますので、廃棄予定の電化製品でもアース線を本体側から外して保管しておく事をオススメしています。
理由は、アース線を延長したい時に再利用できるからです。
例えば、引っ越し先で電子レンジ買った時に「アースの差し込み口があるコンセント」が遠くて「アース線の長さが足りない!」となった時に、保管しておいたアース線をつなぎ合わせる事でアース線を延長する事ができます。
アース線の延長方法については、詳しく別の記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてくださいね!
コンセント側のアース線の外し方
それでは準備が整いましたので、具体的にアース線を取り外す方法について解説していきたいと思います。
アース端子(アース線を差し込む穴)のタイプは大きく分けて「ネジ式」と「ワンタッチ式」の2つのタイプがありますので、お家のアース端子と同じ端子の外し方を参考にしてみてくださいね!
ネジ式端子のアース線を外す方法
作業の画像 | 行った作業 |
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家電の電源コード を外し、 コンセントの場所 を確認する。 |
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アース端子の カバーを爪や ドライバー等で 開ける。 |
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ドライバーで ネジをゆるめる。 |
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アース線を 取り外す。 |
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アース線を取ったら フタを閉める。 |
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アース線は邪魔に ならないように 輪ゴムで束ねて 本体に張り付ける。 |
ワンタッチ式端子のアース線を外す方法
ワンタッチ式端子の場合は、ドライバーを使わずにアース線を外す事ができます。
アース端子のフタを開けると「黒いボタン」がありますので、そちらを押しながらアース線を引き抜きます。
下記の具体的な手順と、図解を参考にアース線を取り外してみてくださいね!
◆ワンタッチ式のアース線を外す手順◆
- 家電の電源コードを外す
- アース端子のフタを開ける
- 黒いボタンを押しながらアース線を引き抜く
- 以降はネジ式と同じようにアース線を束ねる
家電本体側のアース線の外し方と後処理
次は、電化製品本体側のアース線を外す方法を画像付きで紹介していきますね。
電化製品本体側のアース線は、引っ越しの場合と廃棄の場合では少し扱いが異なりますので、ご自身の状況に合っている方法を選んで作業してみてくださいね!
家電本体側のアース線の外し方
画像 | 作業 |
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電子レンジに 付いたアース線の 場所を確認する。 |
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ドライバーで ネジを回す。 |
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アース線を外す。 | |
画像のように アース線の先端が 加工されていると 他の家電でも 再利用しやすい。 |
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引っ越しの場合は ネジを無くさない ようにネジを 本体に戻しておく。 |
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外したアース線は 輪ゴムで束ねて保管。 |
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または、本体に 貼り付けておく。 |
引っ越しの場合の後処理
引っ越しをする場合には、アース線は新居でも使うことになるので、下の画像のようにアース線が破損しないように束ねて、本体に張り付けておくと安心ですね。
また、引っ越しの場合は、引っ越し先で再度アース線を取り付ける事になるので、電化製品の本体からアース線を外さなくても、束ねて本体に張り付けておくだけでも大丈夫です。
家電を廃棄するの場合の後処理
電化製品の買い替えなどで、既に廃棄する事が決まっている電化製品の場合は、アース線を本体からも取り外しておくとアース線の延長用に再利用できます。
電化製品本体のネジ部分が劣化していて、ネジが回らない場合は、下の画像のように根本からハサミでアース線を切っても大丈夫です。
根本から切った場合でも問題なく延長用として使えます。
アース線の延長方法については他の記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね!
アース線の取り付け方法から延長方法までお任せを!
今回の記事では、アース線を取り外す方法を画像付きで詳しくご紹介させていただきました。
アース線の仕組みや役割は意外と単純で、知ってしまえば怖くないし、短時間でパパっと終わらせる事ができますので、この記事を参考に是非安全に、そしてお得にアース線の取り外し作業を行ってみてくださいね!
他にもアース線については、画像付きで詳しく解説した記事がありますので、アース線を取り付ける時や、延長する時の参考にしてもらえると嬉しいです!それではまた!
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