公園でお湯を沸かす方法は?コンロ無しでも入れたてコーヒーは飲める

2021年7月1日

パパ
パパ
週末のピクニックでは、みんなに熱々の入れたての美味しいコーヒーでオモテナシしようと思ってるんだ~!
へ~!きっとみんな喜ぶわ!でも公園は火気厳禁よ。。。お湯はどうするの?
ママ
ママ
パパ
パパ
ふふふ!ちょっと工夫をすれば公園でも90度超えのお湯でコーヒーを入れることができるのさ!
90度って!カップラーメンだってできちゃう温度じゃない!?それは楽しみね!
ママ
ママ

こんにちは!アウトドアでの飲み食いになら、普段の3倍以上の労力を惜しみません。どうも!リサッチです!

先日、親戚の家族と一緒に家から1時間くらい離れた公園(『ソレイユの丘』)にピクニックに行ってきました。

ソレイユの丘という公園(のようなテーマパーク)は、ワンタッチテントやお弁当、お酒などの持ち込みがOKで、アウトドアギアをイロイロ持ち込めばプチキャンプ気分を楽しめる公園でして、子供連れの家族には特にオススメの場所です!

ですが、残念ながら一般的な公園と同じように火気厳禁でして、カセットガスコンロや炭などで火をおこすことはできないんですよね。。。

ママ
ママ
他にもタープや骨付きのテントなどの「ペグを打つようなギア」の持ち込みもNGなので、キャンプっぽいことをしたい人はウズウズしちゃうわね!苦笑

 

そんな火気厳禁の公園でも、どうにかキャンプっぽいことをできないかと考えた結果、

公園内で入れたてのドリップコーヒーでみんなをオモテナシしよう!

というプランを実行することにしました。

ママ
ママ
火気厳禁の公園で熱々のドリップコーヒーが出てくるってのは、ちょっとしたサプライズ体験で喜ばれそうね!

 

普通に考えたら、コンロや電気を使えない公園で、ホッと一息つきたいタイミングでドリップコーヒーに適した90度以上のお湯を用意するのは難しいのですが、試行錯誤の結果、ティータイムに合わせて90のお湯でコーヒーを入れることができました。

ママ
ママ
T-fal(ティファール)の魔法瓶的な水筒の保温力を試してみたけど、6時間後には70度くらいまで下がっちゃったもんね。。。

ということで、今回の記事では、僕が火気厳禁の公園で美味しいコーヒーを入れるためにアレコレ考えて見つけることができた

  • 火気厳禁の場所で手軽にお湯を入手する方法
  • 火気厳禁の公園でお湯を沸かす方法一覧

上記のようなことをご紹介していきたいと思います。

ママ
ママ
公園でのピクニックに限らず、お花見や車中泊、登山などイロイロな場面で応用できそうね!

それではどうぞ!

 

 

火気厳禁の公園でも90度超のお湯でコーヒーを入れる方法

さっそくですが、僕が公園で90度以上のお湯で入れたてコーヒーを飲んだ方法や手順を紹介していきたいと思います!

もったいぶらずに結論から言ってしまいますと、僕が使った手段は『水筒の保温力を最大限に引き上げるテクニックを駆使して熱湯を持ち運んだ』という方法です。

こう言うと、

「へ!?魔法瓶的な保温力の高い水筒でお湯を持っていけばいいだけってこと!?」

と思う読者さんも多いかもしれませんが、普通に保温力が高い水筒で公園に持って行っただけでは、だいたい70度~60度くらいまで下がってしまいます

ママ
ママ
美味しいドリップコーヒーを入れるには、90度くらいのお湯を準備する必要があるって言われてるわよね!

 

なので、70度を下回るという残念な結果にならないように、これから『6時間たっても90度超のお湯を実現させた方法』というテーマで具体的な方法や手順を解説させて頂きますね!

その中の作業を1つでもサボってしまうと、6時間後に90度以上という保温力を実現することができなくなる可能性が高くなりますので、以下の解説を最後まで読んでから実践してもらえるようお願いしますね!

チェックポイント!
僕も最初は「普通に魔法瓶的な水筒で保温すれば、熱々のお湯くらい持ち運べるでしょ!」と思って家で試してみましたが、6時間後には70度すら下回る結果となりました。。。水筒での保温というのも意外と奥が深いんですよね。。。

 

6時間たっても92.3度のお湯を実現させた方法

それでは、6時間たっても水筒内のお湯を90度以上に保温し続けた方法についてご紹介していきますね!

まず、全体像からお伝えしておくと、90度超えのお湯を実現させるためには、これから紹介していく『2つの保温力を高めるテクニック』と、『1つの必須スペック』が必要になります

■2つの保温力を高めるテクニック

  1. 水筒を予熱をする
  2. 水筒にタオルを巻く

■1つの必須スペック

6時間後でも「80度以上」のスペックを公表する水筒を選ぶ

6時間後に90度超えのアツアツのお湯でコーヒーを入れるには、上記にあげた合計3つの必須項目を全てクリアしてもらう必要があります。

ママ
ママ
水筒の保温力を高める方法があるなんて知らなかったわ!

 

それでは、上記の3つの必須項目について順番に解説していきますね!

 

■必須項目1:水筒に予熱をする

まずは、水筒を予熱して保温力を引き上げるというテクニックをご紹介していきたいと思います。

保温や保冷の効果を持つステンレス製の『魔法瓶』と呼ばれるような水筒は、予熱や予冷をすることで、保温効果や保冷効果を高めることができます

水筒を予熱する手順は以下の通りです。

◆水筒を予熱する手順◆

  1. お湯を沸騰するまで沸かす
  2. 水筒に少量の沸騰させたお湯を入れる
  3. 少量のお湯を入れたまま水筒のフタを閉める
  4. 少量のお湯を水筒内全体に巡るように水筒を軽く振る
  5. 水筒のフタを開け水筒内のお湯を一度捨てる
  6. これで水筒内の予熱は完了
  7. 予熱完了後に最初に沸騰させたお湯を入れる
  8. 水筒のフタを閉めて準備完了です

 

■必須項目2:水筒にタオルを巻く

次は、水筒の周りにタオルを巻くことで保温力を高めるというテクニックをご紹介していきたいと思います。

熱湯を水筒に入れてみると分かると思いますが、100度の熱湯をステンレス製の水筒に入れてみると、水筒の表面も部分的に熱くなっていたりすることがありますよね。

ママ
ママ
そうね!とくに水筒のフタの部分は、かなり熱くなってるわよね!

水筒の表面が熱くなっているということからは、

  • 水筒内のお湯は外に放熱し続けている
  • 外気の温度がお湯より低ければ水筒内のお湯は冷えていく

上記のようなことが分かりますね。

なので、上記のような原因で水筒内のお湯の温度が下がってしまうのを『水筒全体をタオルで包んで防ごう!』というのが、2つ目の水筒の保温力を高めるテクニックというわけです。

ママ
ママ
なるほど!タオルを巻いて、「内側の熱は逃がさず、外側からの冷気は入れないぞ!」ってわけね!

 

■必須項目3:6時間後でも「80度以上」のスペックを公表する水筒を選ぶ

3つ目の必須項目として紹介するのは、『6時間後でも80度以上の保温力』といったスペック(性能)を公表した水筒を選びましょう!という内容です。

美味しいコーヒーを公園で飲みたいがために、僕が何十個もの水筒のスペックを調べてみましたが、6時間後に90度以上という保温力を公表している水筒は見当たりませんでした。

ママ
ママ
家でコーヒーを入てくれたことは、ほとんど無いのに、、、アウトドアでのコーヒー1杯のために凄い執念ね。。。(怒)

 

なので、

「80度以上のスペックを公表した水筒に、2つの保温力を高めるテクニックを利用して、6時間後に90度以上の熱湯を実現しよう!」

というのが、今回僕が考えた作戦であり、読者のみなさんにお伝えしたい『公園で沸騰したてくらいの熱いお湯を手に入れる方法』です。

ただ、6時間後の温度が80度以上と公表している水筒を出しているメーカーは意外と少なく、僕が調べた限りでは

  • サーモス(THERMOS)
  • スタンレー(STANLEY)
  • クリーンカンティーン(kleankanteen)

上記の3社くらいでした。

その中でも、スタンレーと、クリーンカンティーンの水筒は、オシャレなデザインなのですが、どちらも1Lの容量で6000円を超えてくる価格相場となっているので、ちょっと割高だな~っと思い保留になり、、、

そして、残ったサーモス社のアウトドア向けの水筒2つが僕の最終選考に残ったのですが、

◆最終選考に残った2種類の水筒◆

  • 【山専用】ステンレスボトル FFX-901 クリアステンレス
  • ステンレスボトル(コップタイプ) ROB-001 ステンレス

山専用ステンレスボトルの方は、900mlの容量で7000円前後とコチラも割高だったため、、、

イロイロ試行錯誤した結果、最終的に僕が買ったのは、お手頃価格で汎用性も高そうなサーモスの『ステンレスボトル(コップタイプ) ROB-001 ステンレス』となりました。

■サーモスの水筒ROB-001のオススメポイント

  • 1.2リットルの容量で3500円~4500円のお手頃価格
  • メーカーサイトで6時間後の保温効力80度以上を公表
  • 取っ手が付いていてお湯を注ぎやすい

もちろん結果は前述したように大成功で、当日の公園でのピクニックでは、

  • 約6時間経過した後でも90度以上を達成した
  • 水筒1本で大人5人分のコーヒーや紅茶を入れれた
  • さらに0歳児の子供のミルクも1回分作れた

上記のように、イメージ通りの使い方をすることができましたよ!

ママ
ママ
92.3度ってのは、正直イメージを上回ってるわよね!パパは公園で「お~すげー!」って一人で大興奮してたわね!笑

コンロとかの火を使っても屋外でお湯を沸かすのって結構時間かかるのに、水筒で熱湯を確保できるなんて!ホントに想像を上回る良い結果で大満足でした!

 

火気厳禁の公園でお湯を沸かす方法一覧

前の章では僕なりの『火が使えない公園で90度以上の熱湯を入手する方法』を紹介してきましたが、この章では他の『公園でお湯を沸かす(手に入れる)方法』をご紹介していきたいと思います。

まず、火気厳禁の公園でお湯を沸かす(手に入れる)方法を下に一覧してみました。

■火気厳禁の公園でお湯を沸かす(手に入れる)方法一覧

  • 車のバッテリーを使ってお湯を沸かす
  • ポータブル電源を利用してお湯を沸かす
  • ソーラーパネルでお湯を沸かす
  • 保温力を高めるテクニックを駆使して水筒で持ち運ぶ
注意!

上記の他に、下記のような方法でもお湯を沸かしたり、熱湯を入手することができるかも知れませんが、、、

安全性に欠けるし、他人に迷惑をかける行為となりますので、絶対にやらないようにしましょうね!

◆やってはいけないお湯の入手方法◆

  • 公園の駐車場や車内でガスバーナーやコンロを使う
  • 公園のトイレなどの電源を無断で使う
  • コンビニの駐車場や車内でガスバーナーやコンロを使う
  • 路駐をして車内でガスバーナーやコンロを使う
  • 公園の近くのファミレスなどの電源を利用してお湯を沸かす

上記のような安全性に欠け、さらに他人に迷惑をかけるようなお湯の沸かし方は絶対にやめましょう!

ママ
ママ
そこまでして、公園でお湯を入手したい人ってのもいないと思うけど、、、苦笑

 

上で紹介した『火気厳禁の公園でお湯を沸かす(手に入れる)方法一覧』の『4』については、僕が前の章で紹介しましたので、『1』~『3』について必要な道具や手間などについて簡単に解説しておきますね!

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1.車のバッテリーを使ってお湯を沸かす

この車のバッテリーを電源代わりにしてお湯を沸かす方法は、僕が一番最初に思いついた方法で、けっこう現実的なんじゃないかな~っと思って、イロイロ道具のリサーチをしていました。

具体的には、車のシガーソケットとかを利用して、専用の電化製品(電気ポットなど)を使ってお湯を沸かすという方法ですね。

ママ
ママ
コレは水筒よりも簡単そうじゃない!なにかデメリットとかあるの?

ただ、この方法は

  • 安全面に少し不安がある
  • シガーソケット用の電気ポットは他の使い道が無い
  • お湯が沸くまでの時間が遅すぎる
  • デメリットやリスクが多い割に費用も安くはない

上記のようなデメリットがあるため、僕は採用しませんでした

上記の要因についてもう少し掘り下げてお話しておくと、、、

 

■シガーソケット部分の故障など車への負担が心配

シガーソケット用の電気ポットのレビューとかを見ていると

  • 「車のシガーソケットの内部が熱で破損した」
  • 「電気ポットが一回で使えなくなった」

といったレビューがチラホラ見られるんですよね。。。

電気ポットが故障したくらいならまだいいのですが、車にダメージがある可能性があるというのは、あまりにもリスクが高いので、僕はシガーソケットとかでお湯を沸かすのは諦めましたね。

ママ
ママ
車内で使う電気製品を選ぶ時は慎重にいきたいわね。汗

 

■1リットルのお湯を沸かすのに約25分~60分かかる

普段、家では数分で気軽にお湯を沸かしている僕達にとっては衝撃的だったのが、この『1リットルのお湯を沸かすのに約60分かかります』というスペックです。

近くにコンビニが無い環境で仕事をすることが多いトラックの運転手さんや大工さんなら、遅くてもお湯が沸くのは貴重なのかもしれませんが、、、

今回のように「公園でのピクニックにお湯を使いたい!」という使用目的では、ちょっと使う気になれませんでした。。。

少しお金を出せば(4200円くらい)、約25分でお湯が沸かせるという商品もありますが、車を停車させて、エンジンをかけたまま、お湯だけのために25分待つってのは、あまり実用的ではないかな~っと個人的には思いますね。

ママ
ママ
小さい子供がいる場合は25分でも長いと感じる親は多いかもね。火傷も心配よね。

 

■デメリットやリスクを考えると割高である

前の章で僕が紹介した水筒でお湯を持ち運ぶ方法を振り返ってもらえると分かると思うのですが、

  • 水筒代が約4000円
  • 容量は1.2リットル
  • 6時間後でも沸騰直後なみの90度以上
  • 出先での待ち時間は0分
  • もちろん車の外でもお湯を使える
  • 水筒の外側に直接さわっても火傷しない
  • 保冷もできるし保温以外も通常の水筒として使える

上記のように、シガーソケット用の電気ポットと同じくらいのコスト(費用)にも関わらず、水筒の方が得られるメリットがダントツに多いです。

そう考えると、『車の中でお湯を沸かす道具のためだけに、4000円を払って、25分から60分かけてシガーソケット用の電気ポットでお湯を沸かす』なんてことをする必要はないなと、僕は思いました。

ママ
ママ
家の外で、1リットルのお湯を沸かす電力を手に入れるっていうのは、意外と難しいことなのね!
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2.ポータブル電源を利用してお湯を沸かす

次に公園でお湯を沸かす方法として、僕が検討したのは、ポータブル電源を活用するという方法です。

ですが、ポータブル電源については、、、高い(高価)!という理由で僕は即却下しました。汗

ただ、かなり現実的な方法です。

ポータブル電源に5~6万円くらい出せるのであれば、アウトドア系のyoutuberさん達が使っているのをよく見かける

  • suaoki
  • Jackery

上記のような評判の良いメーカーのポータブル電源を買うことができます。

5~6万円くらいの高スペックなポータブル電源であれば、家庭用のコンセントタイプの電源の挿し口があるので、お湯を沸かす電気ポットを選べる範囲もグッと広がりますね!

また、ポータブル電源であれば、コーヒーのためのお湯を沸かす以外にも、

  • アウトドアで小さな電子機器が気軽に使える!
  • 災害時に備えた備蓄電源としても使える!
  • ソラーパネルと併用すれば移動用電源として無敵!

などなど、イロイロな目的に使え、汎用性は抜群です。

ただ、前述したように高価ではありますので、「公園でお湯欲しいな~」程度のモチベーションでは購入にまでは至りませんでしたね。。。汗

 

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3.ソーラーパネルでお湯を沸かす

最後に紹介する方法は、ソーラーパネルを活用してお湯を沸かす方法です。

先に結論から言っておきますと、、、ソーラーパネルでお湯を沸かすことはできるようですが、、、

「公園でお湯を沸かしたい」という目的に対しては、労力と費用がかかりすぎます!笑

細かい解説は僕にはできませんが、

  • 100ワットのソーラーパネルを3枚使って約20分かかる
  • ソーラーパネルの1枚の大きさは『タテ100cm × ヨコ53cm』
  • 100ワットのソーラーパネルは1枚約13000円(3枚で36000円)

上記のような要素を考えると、、、すぐに諦めがつくと思います。。。苦笑

折りたたみのモバイルソーラーパネルが低コストで大出力になって、サクッと公園でお湯を沸かせるといった時代はまだまだ先のようですね!

公園でお湯を沸かす必要はない!という最適解

今回の記事では、『火気厳禁の公園で熱湯を入手する方法を探せ!』といったテーマで、水筒の保温力を高めるテクニックや、火を使わずに公園でお湯を沸かす方法などについて掘り下げて解説をしてきました。

お金のことを考えなければ、ポータブル電源を買って実現するのが一番簡単ですが、

僕が最初に提案し実践した『保温力を高めるテクニックを駆使して、水筒で沸騰したお湯なみの熱湯を持ち運ぶ』という方法の方が、誰でも気軽に実践できる方法なので、やはり最終的に僕は水筒を使うのを強くオススメしたいですね!

ママ
ママ
サーモスのステンレスボトル(水筒)は容量も多いし、保温力が高いから自宅では保温用電気ポット代わりにもなって、とっても便利よ!

なので、よかったらこの記事を参考に読者のみなさんも試してみてくださいね!

他にも、お出かけの時や日常生活で使えるような、お役立ち記事をイロイロ書いていますので、一緒に読んでみてもらえると嬉しいです!

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それではまた!