スープジャーとランチジャーの違い!両方を使って分かった長所と短所
こんにちは!レトルトスープを温めてスープジャーに入れるという単純作業でも、「無駄な動きが多すぎるわね!(怒)」と妻から何かと『台所の邪魔者』扱いされます。どうも、無駄が多めなリサッチです!
まだスープジャーを持ってなかった時に、ネットで商品を眺めながらスープジャーのことを調べていたのですが、、、
といった感じで、細かいことが気になってしまい、「我が家に必要なスープジャーはコレだ!」という結論にたどりつけなかったことを覚えています。
ですが!!
「百聞は一見に如かず」とは、よく言ったもので、スープジャーとランチジャーを両方買って使ってみたら違いは一目瞭然でして、
今では(使っているので当然ですが、)それぞれの特徴や、違いがハッキリと見えてきました!
ということで、今回は主に、
- スープジャーとランチジャーの違い
- スープジャーとランチジャーの特徴
- スープジャーやランチジャーの選び方
上記のようなことについて、アレコレご紹介させていただきたいと思います!
この記事を読むことで、読者のみなさんが「自分のライフスタイルにピッタリのスープジャー(またはランチジャー)を見つける参考になった」と感じて頂けると嬉しいです!
それでは、本題に入っていきたいと思います!
目次
スープジャーとランチジャーの違い一覧
ではさっそく、スープジャーとランチジャーの違いについてご紹介していきたいと思います!
今回の記事では、我が家で使っている
- スタンレーのスープジャー
- サーモスのランチジャー
上記の2つの商品を比較しながら、スープジャーとランチジャーの違いについて
◆ 『違う点』の一覧 ◆
- 入れられるオカズの品数が違う
- お手入れや盛り付けの手間が違う
- 食事中の保温効果が違う
- スープ類を入れられる量が違う
- 容器の形状が違う
上記の一覧の番号順に解説していきますね!
■スープジャーとランチジャーとフードジャーの区別について
と、本題に入る前に、混乱を避けるために、『スープジャーとランチジャーとフードジャーの区別』についてちょっと補足説明をさせていただきたいと思います。
スープジャーの購入を検討したことがある人なら、多くの人が混乱した経験があると思われるのですが、、、
僕は『スープジャー』と『ランチジャー』以外にも、『フードジャー』というように、似たような商品でイロイロな呼び方があってとても混乱した記憶があります。
で、実を言うと、、、
- スープジャー
- ランチジャー
- フードジャー
上記の3つについては、明確に区別されるような、共有された定義は無いようで、メーカーによって呼び名(商品名)が異なるだけのようです。
ようは、
●「オカズを入れる『ジャー(ビンのような容器)』のことを『〇〇ジャー』と名付ける!」
といった具合に、名付けてイロイロなメーカーが商品化しているワケですね。
ただ、
僕が何十時間もイロイロな『〇〇ジャー』系の商品を見たところ、『スープジャー』と『ランチジャー』においては、(全部ではありませんが、)比較的ハッキリと区別されている傾向がありましたので、
今回の記事では、
- 『スープジャー(またはフードジャー)』の典型的な商品例としてスタンレーのスープジャーを
- 『ランチジャー』の典型的な商品例としてサーモスのランチジャーを
上記の2つの商品を具体例にあげて、『スープジャー』と『ランチジャー』の違いについてご紹介させていただきますね!
1.入れられるオカズの品数が違う
まず、1つ目の違いは『入れられるオカズの品数の違い』で、個人的には一番大きな違いだと思っています。
◆ジャーに入れられる品数の違い◆
品数(オカズ)について | |
---|---|
スープジャー | 基本的にオカズは一品しか入れられない |
ランチジャー | 一般的に2~3品のオカズが入れられる商品が多い |
上の表に記載したように、
スープジャーは、ジャーの中に一部屋しかないので、基本的に一品しかオカズを入れることができません。
反対に、
ランチジャーは、ジャーの中にオカズを入れる『コンテナ(容器)』が3個入っていて、
- 1段目:おかずコンテナ(常温)
- 2段目:ごはんコンテナ(保温)
- 3段目:スープコンテナ(保温)
上記のように、3種類の食品を1つのランチジャーで保温しながら(※ 1つは常温のコンテナ)持ち運ぶことができます。
■品数の違いによるメリットやデメリットについて
ランチジャーの方が3品いれられるので、スープジャーよりメリットが多いように感じますが、、、使う人の目的によって、感じるメリット・デメリットは大きく異なってきます。
例えば、、、
『職場や学校でのランチ用としてのジャーを選ぶ』という視点で見れば、「手間を少なくしたい!」というニーズを持つ人が多くなると思います。
そうした時に、スープジャーの方が1部屋しかない(品数が1つしかない)ので、
- 調理の手間や、ジャーにオカズをつめる手間が少なくて時間が節約できる
- 帰宅後は、ジャー内を洗うだけなのでお手入れの手間が少ない
上記のように、スープジャーの方にメリットを感じる人が多くなることが予想されますよね!
その他の点においても、使う人の目的にや視点によってメリット・デメリットと感じる点が変わってくるのですが、詳しくは、この後に続けてご紹介していく
- お手入れや盛り付けの手間の違い
- スープが入れられる量の違い
- 容器の形状の違い
上記のような違いなどをチェックしながら、少しずつ掘り下げてお話(後述)させていただきますね!
2.お手入れや盛り付けの手間が違う
次にご紹介する違いは、スープジャーとランチジャーでは、『お手入れ』や『盛り付け』の手間が違ってくるというお話です。
■『お手入れの手間』と『盛り付けの手間』って具体的に何?
『お手入れの手間』というのは主に、
- 洗い物の手間
- パーツを管理する手間
上記の2点を指し、
『盛り付けの手間』というのは主に、
- 食品を調理する手間
- 食品をジャー内に入れていく手間
上記の2点を指しています。
■ランチジャーの『洗い物の多さ』と『消耗品の悩み』
下の表は、読者のみなさんに『お手入れの手間』についてイメージして(比較して)もらいやすいように、スープジャーとランチジャーのパーツの数や、パーツの名称などを書き出した一覧表です。
スープジャー | ランチジャー |
---|---|
パーツ数合計 4個 | パーツ数合計 12個 |
・ジャー本体 ・フタ ・フタのパッキン ・スプーン | ・ジャー本体 ・ジャー本体フタ ・おかず容器フタ ・おかず容器 ・ごはん容器フタ ・ごはん容器フタのパッキン ・ごはん容器 ・スープ容器フタ ・スープ容器フタのパッキン ・スープ容器 ・箸 ・箸ケース |
ママの言うように、
- スープジャーは4個
- ランチジャーは12個
と、ランチジャーの方がパーツ数が8個も多くなっていて、パーツ数に大きな違いがあることが分かりますよね!
ここで、パーツが増えることによるデメリットの話を掘り下げてお話ししておきますと、
パーツ数が増えることによって、『洗い物の手間』『組み立て&分解の手間』が増えるのはもちろんですが、『パッキンの管理』も地味にやっかいな問題なんですよね。。。
また、パッキンは洗えるとはいえ消耗品なので、いつかは買い替えることを考えると、1つのランチジャーの中にパッキンが2個もあるということで、
- 細かい洗い物で面倒だなぁ、、、
- 1つでも無くしたらランチジャーの機能が激減してしまう。。。
- 2年後、3年後も『交換用パッキン』はちゃんと売られてるのかな?
上記のように、『地味な精神的ストレスが積み重なる』という目には見えづらいデメリットもあります。
なので、ランチジャーを選ぶ時には、上記のようなデメリットも含めて検討すると良いと思いますよ!
■盛り付けの手間について
盛り付けの手間については、前述してきた『容器の数』の違いなどを考えると簡単にイメージできると思いますが、
スープジャーに比べると、ランチジャーにオカズを盛り付けていくのは手間がかかりますし、もっと言うと、その前段階のオカズを調理する手間や時間もかかってきます。
「スープジャーの方が手間が少なくて良かったかも~。。。」とイヤな後悔を残さないためにも、ランチジャーを選択する場合には、この『盛り付けの手間』というデメリット要素を見落とさないようにした方が良いと思いますよ!
3.食事中の保温効果が違う
次に紹介する違いは、それぞれのジャーが持つ『食事中の保温効果の違い』です。
■食事中の保温効果に違いがあるってどいうこと?
これは、スープジャーとランチジャーの両方を同時に使った時に気が付いた『意外と重要で大きな違い』でして、簡単に言うと、
- スープジャーは食事の最後までアツアツで食べれるけど、
- ランチジャーは食事中にけっこう冷めてしまう。。。
ということです。
もう少し詳しく、それぞれの『食事中の保温効果』の特徴を書き出すと、は下記のようなことが言えると思います。
■スープジャーの食事中の保温効果
スープジャーの場合は、オカズをステンレス部分に直接入れているので、食べている最中も高い保温効果が継続されていて、最後まで温かいオカズを食べることができる。
■ランチジャーの食事中の保温効果
ランチジャーの場合は、食事をする時に『保温効果のあるステンレスジャー』内から、オカズの入った(プラスチック製の)容器を取り出して食べることになります。
そのため、ご飯を食べている最中の保温効力はゼロに近く、スープジャーのように『最後までアツアツ!』という保温効果は期待できません。
■商品仕様の表示欄では『保温効力』に違いは無い!
スープジャーやランチジャーの購入を検討する際には、商品仕様欄の保温効力とかをチェックすると思うのですが、
- スープジャー(スタンレー)・・・保温効力:60度以上(7時間)
- ランチジャー(サーモス)・・・保温効力:61度以上(6時間)
上記のように、意外とスープジャーとランチジャーとの保温効力に大きな違いはありません。
ですが、前述してきたように、スープジャーとランチジャーでの『食事中の保温効果』という点においては大きな違いがありますので、読者のみなさんはこの点(メリット・デメリット)を見落とさないように注意して頂きたいな~っと思っています。
4.スープ類を入れられる量が違う
次にご紹介するのは、スープジャーとランチジャーでは『スープ類を入れられる量が違う』という点についてです。
■具体的にどのくらい違うの?
具体的にどのくらい『スープ用の容器』の大きさに違いがあるかと言いますと、
- スープジャー(スタンレー)・・・実容量:0.41リットル(410ml)
- ランチジャー(サーモス)・・・実容量:0.20リットル(200ml)
上記のように、実容量が約200ml違います。
なお、実容量に対して実際にスープ類を入れられる量は、(満タンに入れると、こぼれるので)
上記のように、実容量よりも「マイナス50ml」くらいというイメージになります。
● 実容量が200mlの容器っていうと、だいたいコーンスープ1杯分(約160ml)、味噌汁1杯分(約160ml)くらいがギリギリ入るイメージ。
● 実容量が410mlの容器っていうと、『350mlサイズの缶ジュース1本分』の量のスープが入るイメージ。
■ランチジャーのスープは『ほぼ具無し』のイメージ
前述してきたように、スープジャーの方には、具沢山のスープ飯を入れることができますが、
ランチジャーのスープ容器には、
- インスタントのコーンスープ
- インスタント味噌汁
- わかめスープ
上記のような、「ほとんど具無しの汁物程度なら入るよ~!」というイメージになります。
なので、こういった『スープ類を入れられる量の違い』に関するメリット・デメリットも、ジャー選びにおいては、事前にチェックしておきたいポイントですね!
5.容器の形状が違う
最後にご紹介するスープジャーとランチジャーの違いは、『容器の形状が違う』という点についてお話していきたいと思います。
■どのように容器の形状が違うの?
まず、容器の形状の違いについて、ザックリとした全体像からお伝えしておくと、
- スープジャーの容器は『深い形状』
- ランチジャーの容器は1つ1つが『浅い形状』
上記のように、『容器の深さ』に違いがあります。
■容器の深さが違うと何が変わるの?
(『容器の深さが異なる理由』などの細かいお話は後でするとして、、、)
次に、容器の深さが異なることによって、僕達にどういった影響(メリット・デメリット)があるかを簡単にお話しておきますね!
ズバリ!容器の深さが変わると、、、
- スープジャーのように深い容器場合、通常のスプーンでは食べづらくなる。。。(デメリット)
- ランチジャーのように浅い容器の場合、通常の箸やスプーンでも大丈夫だし、弁当用の短い箸やスプーンでも食べやすい!(メリット)
上記のような影響が出てきます。
なので、細かいポイントではありますが、この容器の形状(深さ)の違いについてもチェックしておいた方が、ジャー選に失敗する可能性がググっと下がってくると思いますよ!
■スープジャーが『深い』というデメリットを持つ理由
ちなみに、スープジャーは、
- 『保温力』
- 『お手入れのしやすさ(洗いやすさ)』
- 『実用的な充分な内容量』
- 『食べやすさ』
上記の要素を全てクリアさせるために、絶妙なバランスで作られているのですが、、、
食事をする容器としては特殊な形をしていて、注ぎ口に対して『やや深め』な形状となっています。
狭い場合 | 広い場合 | |
---|---|---|
保温力 | 上がる | 下がる |
お手入れの しやすさ | しづらい | しやすい |
容器の深さ | 深くなる | 浅くできる |
食べやすさ | 食べづらい | 食べやすい |
そのため、(スープジャーで食事をする場合、)
お弁当用の携帯スプーンだと短すぎるし、家で使ってるようなスプーンだと、『つぼ』の部分(食品をのせる部分)が大きすぎたりして、食べにくくなってしまうんですよね。
■スープジャーの『深さ』のデメリット解消方法
ただ、スープジャーの形状に適した、『スープジャー用のスプーン』っていうのがありますので、このデメリットは意外と簡単に解消することができます。
また、僕が使っている『100均の木製スプーン』のように、スープジャー用のスプーンでなくても、安価で意外とスープジャーに適した形状のスプーンに出会えることもあります。
なので、「スープジャーのためだけにスプーンを買うのはイヤだな~」っていう人は、他のスプーンもイロイロ試してみるのもアリだと思いますよ!
スープジャーやランチジャーの選び方
前章では、スープジャーとランチジャーの違いについて、イロイロお話をさせていただきました。
ただ、違いが分かっただけでは、「それで、、私はどっちにすれば良いんだろ?」と頭の中がモヤモヤしている読者さんも多いかと思います。
なので、
この章では、スープジャーやランチジャーの『メリット・デメリット一覧表』や、ジャー選びのための『チェックリスト』などをご紹介しながら、読者のみなさんのモヤモヤを解消できるように、お話をしていきたいと思います!
各ジャーのメリット・デメリット一覧
まず、改めてスープジャーとランチジャーの『違い』や『特徴』を頭の中で整理して頂くために、スープジャーとランチジャーのメリット・デメリットをまとめた表を作ってみました。
◆各ジャーのメリット・デメリット一覧◆
メリット | デメリット | |
---|---|---|
スープジャー | ・盛り付けの手間が少ない ・最後までアツアツで食べられる ・お手入れが簡単 ・具沢山のスープが食べられる | ・1品しか入らない ・容器が深く食べにくい |
ランチジャー | ・品数が多い ・容器が浅く食べやすい | ・盛り付けに手間がかかる ・食事中の保温力は低い ・お手入れに手間がかかる ・スープ類の容量が少ない |
ジャー選びのチェックポイント
上の表(各ジャーのメリット・デメリット一覧)で各ジャーのメリット・デメリットが整理できたら、次は『ジャー選びのポイント』を確認していきましょう!
下の『ジャー選びのチェックポイント』を見ながら、『ジャーを買う目的』や『自分の性格』などを再確認してみてくださいね!
◆ジャー選びのチェックポイント◆
- 品数は1品でも大丈夫か?
- 毎回3品の盛り付けをこなせそうか?
- アツアツにこだわりたいか?
- 毎回12個のパーツを洗えそうか?
- スープ類の容量は160mlで充分か?
上記のチェックポイントを確認しながら、
- 自分はどの点なら妥協できそうか?
- 自分はココはゆずれないな!
上記のようなことを頭の中で整理して、「自分の目的や性格にマッチしたジャーは、コッチだな!」というイメージをふくらませて頂ければと思います。
こういう人にはスープジャーがオススメ!
最後に、僕が個人的に考える
- こういう人にはスープジャーがオススメ!
- こういう人にはランチジャーがオススメ!
上記のようなことを、書き出してみたので、こちらもジャー選びのポイントとして参考にしてみてくださいね!
◆スープジャーをオススメしたい人◆
- 毎朝の弁当作りは手短にしたい!
- 調理も短時間で終わらせたい!
- 頻繁に使うから洗い物も簡単にしたい!
- 面倒くさいと続ける自信がない!
- アツアツのご飯が大好き!
こういう人にはランチジャーがオススメ!
ランチジャーをオススメする人については、下記のとおりです。
◆ランチジャーをオススメしたい人◆
- 調理に関してあまり苦を感じない!
- 洗い物が多くても問題ない!
- 1品だけじゃ物足りない!
- スープ類のオカズにこだわらない!
以上までが、ジャー選びの時に必要なチェックポイントのご紹介となります!
全てが自分の要望どおりにマッチするということはないと思いますが、
ココまでご紹介してきたチェックポイントを1つ1つ確認していくことで、自分の『目的』や『性格』に合ったジャー選びができる!と考え、ご紹介させていただきました!
読者のみなさんが「スープジャーがいいか?」「ランチジャーの方がいいのかな?」と迷った時の参考にして頂けると嬉しいです!
結局は両方欲しくなる高性能弁当箱に弱い僕達
今回の記事では、スープジャーとランチジャーの違いや特徴を確認しつつ、最終的に自分に合った『ジャー』を選ぶ上で役に立つ(と思う)『チェックリスト』をご紹介させていただきました!
あと、最後にもう一つの選択肢として、僕達のように子供を連れて出かける機会が多い人は、『とりあえず両方買っちゃう』というのもアリだと思います。
我が家も、スープジャーを買う時にはメチャクチャ悩んだクセに、スープジャーの保温力に感動して、「弁当箱的なモノは何個かあっても絶対使うよね~」というノリで、
- 「じゃあランチジャーも使うよね!」
- 「ごはんコンテナーも使うよね!」
という感じで、イロイロな保温力高めの弁当箱を買い集めているところです。
と、そんな感じで、この記事を読むことで、読者のみなさんのアレコレ悩む時間が少しでも減ったと感じて頂けると嬉しいです!
他にも、スープジャー関連グッズに関する記事や、外出先でランチタイムを充実させるための記事なども書いていますので、よかったら一緒に読んでみてくださいね!
それではまた!
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