だるまの目はペンより筆で書く方が願いが叶うと考える理由と僕の後悔
こんにちは!成人式や大学の卒業式とか全然行かなかったクセに、最近は儀式とか『目に見えない影響力』について学ぶのが好きになりました。どうもリサッチです!
以前書いた記事でも紹介していますが、僕は2020年に「黒いだるま」を買いました。
その時の「だるま」に目入れをする時に、
「ちょっと油性ペンじゃあ雰囲気出ないなぁ、、、でも、だるまにルールは無いし、油性ペンでも問題ないか!」
といった感じで、ちょっと迷ったんですが、油性ペンで目入れをしたんですよね。
だけど実は、黒いだるまを見ると、たま~にですが、あの時「ペンか?筆か?」と迷ったことを思い出してしまい、雑念が残る結果になってしまったな。。。と少しだけ後悔をしています。
なので、来年は同じ後悔をしたくないし、今までのだるまさん達への感謝の気持ちを表したいと思い、油性ペンではなく墨と筆で書く事に決めました!
ということで、今回は、
- 油性ペンでだるまの目入れをして気づいた事
- 筆で目入れをするために準備した物のご紹介
- 筆で試し書きをした感想
上記のことを僕の体験をふまえながらご紹介していきたいと思います。
それではどうぞ!
目次
油性ペンでだるまの目入れをして気づいた事
だるまの目入れ用の筆のお話に入る前に、過去に僕が油性ペンでだるまの目入れをしてきて気づいたことをご紹介しておきたいと思います。
僕が油性ペンでだるまの目入れをして気づいたことは、
◆油性ペンで目入れをして気づいた事◆
- 筆の方が良かったかな?という後悔の影響範囲
- 油性ペンだと目の色が漆黒にならない
- 小さいだるまの場合について
上記のように大きく3つありました。
それぞれ順番に詳しくお話していきますね!
1.筆の方が良かったかな?という後悔の影響範囲
僕がだるまの目入れを筆でしよう!と決めた理由は、この「筆の方が良かったかな?という思いが1年間続いた」っていうのが一番大きな理由ですね。
もちろん、毎日そんな後悔をしていたワケではありませんが、あまり自分が上手くいっていない時期にだるまの姿を見ると、
「目入れを油性ペンってのは、ちょっと覚悟が弱かったかな~」
と少し弱気になってしまうことがありました。
そんな経験を何度か繰り返すうちに、
「筆で目入れをした方が無駄に落ち込まなくて済むし、その分前向きになれば絶対願い事が叶う(目標達成できる)可能性は高いでしょ!」
と考えるようになり、今から筆と墨を買って準備をしたというわけです!
■だるまにオリジナル背景を練り込もう!
だるまが僕達の人生に影響を与える理由は、「だるまを見た時に入ってくる情報」が自分を「よし!前向きにがんばるぞ!」という気持ちにさせて、具体的な目標に向けての行動を起こさせてくれるためだと、僕は考えています。
実際に僕は「だるまさんが無かったらココまで積み上げてこれなかっただろうな~」という体験もしていますし、脳科学といった科学的な視点からもそういった「見る物によって人間の行動が変わる」という話はよくされていますよね!
なので、僕はだるまを買う人には、「自分が前向きになれるオリジナル背景を練り込んでいくと、願いが叶いやすくなると思うよ!」といった「だるまの背景作り」というのをオススメしています。
(もちろん言葉では説明できない神様や仏様の領域の部分もあると思いますので、神様や仏様に失礼のないように学んだり、心がけることも忘れてはいませんよ!汗)
過去にもだるまの歴史的背景や、カラーだるまの背景などに触れた記事も書いていますので、よかったら後で読んでみてくださいね!
2.油性ペンだと目の色が漆黒にならない
次の気づきは、油性ペンで目入れをしてみると意外と薄い黒になったり、ムラのある黒になってしまったということです。
実際にだるまの目入れを油性ペンでしたことがある人は分かると思いますが、だるまの表面は塗装されていて、意外と油性ペンでは黒色の付きが弱いんですよね。
本来、だるまは強い目力で、邪気や悪魔を追い払ってくれるという、魔除け効果があると言われる縁起物なのですが、その肝心な目の色が薄かったり、ムラがあると力強さが少し足りない印象があります。
なので、墨と筆を使って漆黒の黒目を入れることに決めました!
3.小さいだるまの場合について
次の気づきは、1号(高さ約11cm)サイズ未満の比較的小さいだるまの場合は、「大筆で目入れをするのはちょっと難しいかも?」ということです。
1号サイズのだるまの目の白い部分は、だいたい直径1cmの円になっているのですが、その小さいスペースに大筆で目を書き入れようとしたら、アチコチはみ出してしまいそうになると思います。
なので、1号未満のだるまに対して、僕と同じように筆で目入れをしたいと考えた場合には、小筆や筆ペンで目入れをすることを検討するのがオススメですね!
以上のような僕が油性ペンで目入れをした気づきをふまえて、次の章では、筆で目入れをするために僕が準備した物についてお話していきたいと思います!
だるまに筆で目入れをするために準備した物
それでは、次は僕がだるまの目入れを筆でするために準備した物(買ってきた物)をご紹介していきたいと思います。
準備した物の一覧は以下のとおりです。
◆準備した物一覧◆
- 大筆
- 小筆
- 筆ペン(※)
- 硯(すずり)
- 墨(固形タイプ)
- 筆ケース
- A4サイズのソフトケース
上記のだるまの目入れをするための道具は、全て100均のダイソーで買ってきました。
7点とも100円商品で、全部で700円(税抜き)でそろえることができました。
筆ペンは、小筆との大きさを比較してみたり、だるまの目入れに使えそうか試してみようと思って買ってきただけなので、実際に僕がだるまの目入れをする時には使わない予定です。
試した感想は、あとで画像付きでレビューしておきますので、よかったら参考にしてみてくださいね!
僕が今回の筆による目入れで重要視していたのは、
- 墨をスル時間を作ること
- 毛筆であること
上記の2点だけでして、ダイソーに行ってみたら、見た感じ問題無さそうだったので、パパっと全部買ってきました。
良い筆、良い墨、良い硯をそろえるのが理想なのかもしれませんが、
「初めてチャレンジすることに、あまり時間やお金をかけすぎると良いことがない」
という自身の経験をもとに、自分の重要視する点を決めて、あとはスピード感を重視して即決した感じですね。
墨と筆のレビュー(漆黒は難しいけど大筆の味が良い)
それでは、最後に実際に買ってきた墨と筆で試し書きをしてみましたので、その様子を画像と一緒にご紹介していきたいと思います。
先に結論からお話しておくと、小筆や筆ペン、油性ペンなどで試し書きをしてみた結果、「来年のだるまは大筆で目入れをしよう!」という結論に至りましたよ!
水から作る墨で漆黒を出すのは根気がいる作業
僕の中では墨でだるまの目入れをするなら、墨汁を墨の棒から作らなければ意味がないと考えていました。
理由は、墨をすっている時間が大事だと思っているからです。
墨をすっている間に、
- このだるまにはこういう願いを込めていこう!
- なぜそのお願い事をするのか?
などを自分の中で整理し今後の決意を固めていくことで、今後そのだるまを見た時の情報量が濃くなり、自分の行動がより良く、そしてエネルギッシュになっていくんじゃないかと僕は考えています。
ということで、来年のお願いは何にしようかと、イロイロ考えながら20分ほど墨をすって試し書きをしてみたのですが、、、
思ったより薄い黒色で、漆黒と言えるほどの黒は出すことができませんでした。
大筆で書いた黒い丸の画像だけでは色の濃さが分かりにくいと思いますので、
- 大筆
- 油性ペン
- 筆ペン
- 小筆
上記の4パターンで黒い丸を並べて書いた画像を下にのせておきます。よかったら参考にしてみてくださいね。
上の画像で見ると、一番濃くて漆黒に近い色をだせているのは、筆ペンですが、僕としては、大筆で書いた目玉が一番気に入っています!
理由は、(自分が時間と思いをかけて作った色というヒイキする気持ちもありますが、)言葉にするのが難しいく、また画像では伝わりづらいのですが、大筆で書いた目玉には濃淡があり、味わい深く、柔らかさを感じるためです。
迷っている人は筆ペンがオススメ!
今回、筆やペンで試し書きをしてみたところ、筆ペンはキレイな目玉を書きやすく、色も濃い黒が出せるので、「何で目入れをしようか?」と迷っている人は筆ペンで目入れをするのがオススメですよ!
筆ペンならダイソーとかの100均でも売っていますし、年賀状や冠婚葬祭用としても使えたりと、家に筆ペンが1本あると便利ですしね!
墨と筆で目入れをする時の注意点
あと、僕が墨と筆で試し書きをしてみて分かったことを、注意点も含めて紹介しておきますね!
■水の量は10円玉程度で充分
墨汁を硯(すずり)で作る時の水を入れる量は、硯の陸の部分にポチョンっと水をたらして、10円玉くらいの水玉を作るイメージで大丈夫です。
10円玉程度の水の量でも充分に目入れをする量の墨汁を作ることができます。
■墨をコスル時間は30分くらい
10円玉くらいの水を、墨の棒で「の」の字を書くようにスリスリ回しながら墨を作っていくのですが、僕の墨と硯の場合だと、30分くらいかけて濃い黒色を作っていった方が良さそうです。
墨をすっていると、ダンダンと墨の液がドロッとしていくのが分かると思いますので、ある程度ドロッとしてきたら、試し書きなどをして色の濃さを調整していくと良いですね。
■筆や残りの墨の処理方法
硯(すずり)に残った墨は、新聞を細かくちぎった紙などに残りの墨を少しずつ含ませながら拭き取り、残りの墨がほとんど無い状態になってきたら水洗いしましょう。
残りの墨が多いまま洗面台や、トイレ、キッチンなどに流してしまうと、洗面台などに墨が付いて取れにくくなってしまう可能性があります。
なので、できる限り墨は新聞紙にすわせて、可燃ごみとして処理をすることをオススメします。
筆については、筆に残った墨もなるべく新聞などの紙で使い切るようにして、その後に水をためたバケツなどの中で、指で筆先をこすりながら充分に墨を洗い流していきましょう。
■ケースがあると来年も使えるし邪魔にならない
筆を巻いて保管するケースや、書道関連の道具をまとめて入れることができるケースがあれば、使い捨てにならずに、だるまの目入れ以外の行事の時にもキレイに使うことができますよ!
ダイソーなどの100均を利用すれば、ケース類は手軽にそろえることができるのでオススメですよ!
筆と墨の使い道は他にもあるみたい!
今回の記事では、僕がだるまに油性ペンで目入れをして気づいた事や、筆を使って目入れをするために必要な道具や知っておきたい注意点などをご紹介してきました。
墨と筆を使って試し書きをしてみるまでは、「墨や筆を使うのは1年に1度っきりだろうな~」と思っていたのですが、妻と話していたら、
- 子供の足形や手形
- 年賀状の一言書き
- 書初め
- 冠婚葬祭関連の記入用
などなど、上記のように自分の生活スタイルの中でも、墨と筆の使い道は意外と多いな~っと新たな発見もある体験となりました!
他にも、だるま関連の記事や、日常生活のお役立ち記事を書いていますので、よかったら一緒に読んでみてくださいね!
それではまた!
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